【参考記事】
https://www.washingtonpost.com/business/2022/01/11/grocery-store-empty-shelves-again/
https://edition.cnn.com/2022/01/11/business-food/grocery-store-shelves-empty/index.html
https://www.cnbc.com/2022/01/11/amid-rising-prices-us-households-fall-deeper-in-debt.html
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(ーーここから記事の内容になります。一部割愛、要約、追記しました。注釈部分は私個人の意見です。ーー)
1年前、バイデン政権は「アメリカを新たな繁栄の黄金時代へと導く!」と約束しました。しかし、 明らかに、それは実現していません。
その代わりに、私たちは空っぽの店の棚と、痛々しいまでの物価高に直面しています。
ワシントン・ポスト紙でさえ、「ソーシャルメディアは空の食料品棚の写真で溢れかえっている」と認めている。
https://www.washingtonpost.com/business/2022/01/11/grocery-store-empty-shelves-again/
バイデン政権はサプライチェーンの問題を解決すると約束したが、問題は悪化の一途をたどっています。
Fox Newsがある食料品店の店員に空の棚について質問したところ、
「1981年のソビエトの商店のようだ。ひどいもんだよ。」という、冷ややかな答えが返ってきました。
パンデミック以前は、多くのアメリカ人が、このようなことがアメリカで起こることはあり得ないと思っていました。しかし、実際に起こっているのです。
Fox Newsのインタビューに答えた別の店員は、実際に “starving “(注釈:「腹ペコ」という意味です。)という言葉を使っていた……。
同じく、Foxニュースのインタビューに答えた、買い物客であるラリーさんは、取材に対し「何であれ、早く解決しないと、人々が飢えてしまう。このままでは大変なことになる。」と語りました。
複数の買い物客が、牛乳、その他の飲料品、農産物まで、手に入らない食料品の数々を列挙していました。
アメリカに住む誰もが、近い将来「飢える」ということはないでしょう。しかし、間違いなく事態はおかしくなり始めています。実際、CNNでさえ、店の棚が「一掃」されていることを認めざるを得ないほど、事態は悪化しているのです…。
牛乳、パン、肉、缶詰スープ、洗剤などの日用品を迅速に補充するのに苦労しているため、アメリカ中の食料品店の棚は一掃され、空の状態が続いているのです。
不満を抱いた買い物客はここ数日、ソーシャルメディアに不満をぶちまけ、トレーダー・ジョーズの店舗やジャイアント・フーズ、パブリックスなどの店舗でむき出しになった棚の写真をツイッターに投稿しています。
食料品チェーンは、全米で「パニック買い」の波が起きていることを重々承知しているので、これ以上悪化させないために、出来る限りのことをしようとしています。
しかし今、何が起こっているかは誰でも分かるし、(注釈:まあ、分かってない人もいますけどね、特に日本に…)ソーシャルメディアにアップされる写真は「買占め」の勢いをさらに加速させるだけです。
このような状況であっても、アメリカは、世界の他の多くの国よりも「まだマシだ。」ということです。
例えば、キューバの人々は、食べ物を手に入れるために11時間も列に並んで待っています。
キューバでは、「食べることができるだけで」何時間も行列ができる。
キューバ人は、パンから歯磨き粉に至るまで、あらゆるものを買うために行列を作り、炎天下で何時間も立ち続け、その間はトイレに行くことも、水を飲むことも出来ず、それよりも手ぶらで帰らなくてはならない事に恐怖を感じている。
https://www.msn.com/en-ca/news/world/in-cuba-queueing-for-hours-just-to-be-able-to-eat/ar-AASDUsE?pfr=1
私達はまだ「まし」だと思った方が良いに違いないでしょう…
しかし、インフレが制御不能になるのを防ぐことはかなり難しい状況の様です。
CNBCによれば、この国(注釈:=「この国」=アメリカの事です。)の所得の中央値は、生活費が大幅に上昇しているにもかかわらず、過去2年間で実際に減少しているようなのです。
最近の報告によると、消費者が食料品からガソリンに至るまであらゆるものに多くのお金を払うようになったため、世帯収入は生活費全体の上昇に追いつかなくなっていうようです。
過去2年間で、収入の中央値は3%減少したが、生活費は7%近く上昇した。これは、住宅費や医療費の上昇も一因となっています。
(注釈:私たちが住んでいたアメリカの家も、私たちが引き払ったと同時に大家さんが賃貸料金を上げていました笑 完全に「売り手市場」なんですよね。それでも、私たちが引っ越しすると同時に新しい借り手がついていましたよ。)
生活費を確保するために、米国の消費者はかつてないほど多くの借金をするようになりました。
米国の平均的な負債を抱える世帯は、クレジットカード、住宅ローン、ホームエクイティライン、自動車ローン、学生ローン、その他の家計債務を含め、現在155,622ドル、総額15兆円以上の負債を抱えており、前年比6.2%増となっています。
現在のアメリカでは、ほとんどの人が月々ぎりぎりの生活を送っています。給料日前の生活は決して良いものではありませんが、それが大多数の人々の現実なのです。
ですから、経済状況が極端に悪くなると、ほとんどのアメリカ人は、経済的な余裕を持てなくなります。長期的な食糧不足が始まった場合、国民の大多数は、「備え」をしていないので、あっという間に「苦境」に立たされることになるでしょう…
暖かい季節の到来とともに、感染症が落ち着き、短期的であっても状況が緩和されることを祈りましょう…
(ここまでが記事の内容です。)
さて…
キューバがそんなことになっているとは、この記事を読むまで全く知りませんでした。
日本で同じことが起きたとしたら…この真冬に行列作るのも厳しいですが、日本の「猛暑」で行列するのも、、、無理ですよね…本当に。並ぶ体力と気力があればまだしも、持病があったり、ご高齢だったりした場合、どうなってしまうのでしょう…
アメリカで食糧危機やインフレの警告が出始めたのは、1年以上前の事なのですが(まあ、プレッパー達は十年以上前から警告し、準備しておられましたが…)
その頃のアメリカ人も、殆どが「あり得ない」と言って、何の準備もしていなかったように思います。勿論一部の人達は「これまマズい」と気が付いて準備を始めていました。
同じことがきっとこれからの日本でも起こると思います。
今はまだ「あり得ない」という人の方が多いでしょう。1年前のアメリカのように。しかし、世界では、とっくに「危機」が始まっています。
2022年は、良くも悪くも、色んなことが表面化してきます。それを、より早い段階で氣付き、チャンスに変えられるか、それとも巻き込まれてしまうか…その辺りもより一層明確化してくることでしょう。
暗いニュースばかりですが、現実逃避をせず、情報をしっかり取って頂きたいと思います。
あらゆる場目で、分断と二極化は、どんどん進んでいますね…
では、今日はこの辺で。
皆さんの健康が守られますように!