“現代史で最悪の食糧危機”は、もう始まっている。

投稿者: | 2023-02-11

※相変わらずの「黙示録感」満載の記事のご紹介になりますので、苦手な方は読まない方が良いです。私はもう「慣れ」てしまったので全部しっかり読みましたw

そして、私事ですけれど、相変わらず「咳」が出てしまう+子供の卒園+入学式の準備、で大忙しになっております💦 諸々の更新が疎かになってしまっていて申し訳ないです…

【参考記事】

http://theeconomiccollapseblog.com/the-mainstream-media-admits-that-we-are-facing-the-worst-food-crisis-in-modern-history/

https://time.com/6247300/pakistan-food-crisis-climate-change-inflation/

(ーーここから記事の内容になります。文章を分かりやすくするため、一部割愛、要約、追記する場合があります。(注釈:)部分は私個人の意見です。ーー)

地球の反対側の人々が今まさに飢餓で苦しんでいるのに、ほとんどの人はそれが起こっていることにさえ気が付いていません。 残念ながら、ほとんどの人は「すべてがうまくいっている」と思い込んでいるのです。

もし、あなたが「毎日、何もかもが素晴らしい!」と思っているなら、これからお話しする内容に細心の注意を払うことをお勧めします。

世界の飢餓は急速に拡大しています。食糧供給が逼迫しているのです。

この傾向が続けば、今年、2023年が終わる前に悪夢のシナリオに直面する可能性があります。

例えばパキスタン。現在、パキスタンでは、手頃な価格の食料がないため、国内でパニックが起こり始めています。

タイム誌によると、先週の土曜日、パキスタンのシンド州のミルプル・カースという町では、補助金付きの小麦粉を買う為に、何百人もの人々が何時間も並んでいたようです。

小麦粉を乗せたトラックが数台到着すると、群衆は一気にトラックに押し寄せて、数人が負傷しました。妻と子のために5キロの小麦粉を持ち帰ろうとした、ハーシン・コルヒさん(男性)は、この混乱の中で押しつぶされ、お亡くなりました。

同じようなことが地球上のあちこちで起こっているのです。

あなたがまだ十分な食料を持っているからといって、他の人々も大丈夫、という訳ではありません。

実際、すでに事態は悪化しており、あのCNNでさえ「現代史上最悪の食糧危機」に直面していることを認めています。

CNNは、

「ロシア・ウクライナ戦争が、すでに異常気象やパンデミックの影響に悩まされている世界の農業システムを、より一層悪化させ、世界は現代史上最悪の食糧危機の渦中にある。

これは、すでに飢餓状態と闘っている脆弱な国々にとって、さらなる苦痛を強いることを意味する。また、国連が「壊滅的な食糧危機」と表現しているソマリアなどの国々では、飢餓や飢饉のリスクは更に高まる。」と、報道しています。


悲しいことに、食糧危機が「壊滅的」な規模に達しているのはソマリアだけではありません。
ロイター通信によると、アフリカ大陸全体が「これまで見たこともない」最悪の食糧危機に直面しているのです。

東から西までアフリカ全土で、この大陸がかつて経験したことのないほど、大きく複雑な食糧危機を経験しているのだ、と、その国の外交官や、人道支援者達は述べています。

ソマリアのある病院では、餓死してしまった幼い子どもを、嘆き悲しむ母親が抱いてやってくるといいます。そして、これが「常態化」している、というのです。

小児救急病棟の看護師長であるファルヒア・モアムッド・ジャマさんは「母親が死んだ子どもを連れてくることがある。彼らは子供が死んでいることに気づいていない(場合もある)」と述べています。

難民キャンプを管理しているナディファ・フセイン・モハメド氏は「飢えで弱ったキャンプ住民は病気にかかりやすい。つまり、食料不足のせいで人々が死んでいるのだ。」と語っています。

画像お借りしました。https://www.reuters.com/graphics/AFRICA-HUNGER/lgpdkknwlvo/


「世界中が飢えているのかもしれないし、援助者が破産しているのかもしれません。「でも、私たちは助けを求めているのに、救いの手が差し伸べられないのです。」と彼女は続けました。



国連職員はできる限りの支援をしているようですが、この危機の規模に圧倒されてしまっている、というのが実情のようです。
過去12ヶ月の間に「深刻な食糧不足」に対処しているアフリカの人の数は、爆発的に増加しています。

世界食糧計画(WFP)によると、食糧不足によって生命や生活が差し迫った危険にさらされる「急性食糧不安」という状況を経験している東アフリカの人々の数は、昨年だけで60%も急増し、西アフリカでは40%近くも増加しています。

悲しいことに、多くのアメリカ人は、こちらで十分な食料がある限り、向こうで何が起こっていようが気にしないのです。。。

何度も言いますが、地球の裏側では食料の供給は逼迫し続けているのです。

米国農務省によると、今年のトウモロコシの収穫量は、過去15年間で最低だったようです。

画像お借りしました。https://www.zerohedge.com/commodities/usda-reveals-us-corn-harvested-acres-2008-levels-amid-megadrought


米国農務省(USDA)の最新の報告によると、2022年はトウモロコシにとって最悪の年で、干ばつ状態と異常気象が農地に大被害を与え、特に、西部農業地帯の深刻な干ばつで、国内トウモロコシ生産の見通しを 予想外に下方修正せざるを得なくなりました。

また、ネブラスカ、カンザス、テキサスの農家達は干ばつの為、作付けを放棄することを余儀なくされています。

農家の収穫面積は 7920 万エーカーと、前回の予測より 160 万エーカー減少し、2008 年以来最も少ない収穫面積となっています。

作付面積が減少すると供給が逼迫し、トウモロコシの価格を引き下げ続ける可能性がある。



2008年以来、最も少ない収穫面積なのです。

人口が2008年当時と同じぐらいであれば、それほど悪い結果ではなかったでしょうし、他の作物が順調に収穫出来ているのであれば、それらで何とか代用できたかも知れません。

しかし、トウモロコシ以外の作物も極めて不作なのです。それが食料価格を着実に上昇させている要因の一つとなっているのです。

ムーディーズ・アナリティックスの12月のレポートによると、現在、アメリカの一般家庭が、1ヶ月に費やす食費は1年前と比べて72ドルも増えていると推定されています。(約9316円。2023年1月23日現在。)

この数字は、典型的なアメリカの家庭が、1年前よりも371ドルも食品・日用品、及びサービスなどに出費しているという報告書から引き出されたものです。

特に、卵の値段は完全におかしくなっています。
卵の値段は、かつての3倍近くにまで急騰しています。消費者物価指数によると、2022年10月に卵の価格は約10%上昇し、その上昇は今も続いています。

そのため、卵を使うレストランや企業、パン屋さんにもドミノ倒しのような現象が起きているのです。

経済状況は今、急速に変化しており、もう二度と同じものはないでしょう。

このような状況の中で「芋虫バーガー」の普及は、世界のエリートが推し進め始めている「解決策」の一つです。

ミールワームとして知られるこの不気味な幼虫は、世界の飢餓を軽減するための代替肉となる可能性があります。ミールワームの幼虫は、従来の農業に比べ、使用する土地や水の使用量が少なく、二酸化炭素排出量も少ないのです。

これを実現するために、フランスのバイオテクノロジー企業Ynsect社は、養殖場と食肉処理場を含む昆虫農場のグローバルネットワークを計画しています。

すでにフランスのブルゴーニュ・フランシュ・コンテ地方にあるドール社にパイロットプラントが設置されています。

美味しそうですねっ!(注釈:皮肉ですよ、皮肉。)


世界のエリートが何をやっても「現代史上最悪の食糧危機」の悪化を食い止めることは、できないでしょう。だから、今のうちに食糧を備蓄しておくことをお勧めします。

世界の食糧供給は、日を追うごとに逼迫しており、2023年は「予期せぬサプライズ」も、たくさん起こる予感がします。

(ーーここまでが記事の内容ですーー)

発展途上国においては、すでに(何十年も前から、恐らく意図的に作られた)食糧危機が、ずっと続いています。今後さらに「悪化」すると思われます。発展途上国では「買う物が無い」という食糧危機で、先進国(特に西側)は「物はあるけど高くて買えない」という経済的食糧危機になる、と思います。いやもう始まっていますけどね、緩やかに。

生活費が今の1.5~2倍になるという予測で準備をしておいてください、と2021年ぐらいからお話してまいりまして、現在は少なくとも1.3~1.5倍にはなっていると思われます。2倍までいくと厳しいですね…

エネルギーの価格が上がってしまえば、どうやったって工場で生産している食品は全て値上がりしますからね。家庭の光熱費があがるだけでは済まないので。

さて、アメリカの卵のお値段なんですが、先日友人の話をブログには書いたのですけれど、自分でも確認を定期的にやっておりまして、

アメリカの「kroger」という大手スーパーのオンラインショップへアクセスして、値段を色々とチェックしています。

で、我が家がいつも買っていた卵は、1ドル値上がっていました。

私がいつも買っていた卵。

ご紹介している↑卵は、アメリカ在住時、5.69~5.99ドルだったと記憶しています。6ドル超えってことは絶対なかったですね。

因みにアメリカの卵1パックは、12個入りがスタンダード。

まあ、日本の方がはるかに安いです。

日本でオーガニックの卵を買う事がありますが、10個で250円とかです。アメリカって本当に、そもそもの物価が高いですよ。

これまでの「食費節約方法」は、もう通用しない時代が目の前に迫ってきている感じですね。

さて一体どうすれば?!

と思いますけれど、今私がしている事は、国内の農家さん達の応援です。

とにかく農家さん達が、生産を続けられるように。

何かの原因で物流が混乱し始めた場合、契約している農家さんが自宅から遠ければ、お野菜届きませんから「地元の農家さん」を応援しています。

何とか、乗り越えたいですね。

大峠は早くて来年、遅くとも2026年までには起きていると思いますので。。。

そして、1日1日を大切に生きる事、それが未来につながるということも、頭の片隅に置いておきたいと思います。

では今日はこの辺で。

皆さんの健康が守られますように!

※トルコ・シリア大地震で亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げると共に、ご遺族の皆様へ心からお悔やみ申し上げます。どうか一人でも多くの命が救われますように。

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当記事は海外サイトからの引用が多く含まれます。出来る限りエビデンスが確認できる情報を掲載しておりますが、エビデンスを確認し切れない場合もございます。

最終的な情報の精査は、ご自身のご判断になりますことをご理解下さい。


“現代史で最悪の食糧危機”は、もう始まっている。」への2件のフィードバック

  1. トーマスちゃん

    お久しぶりです。
    トーマスちゃんと申します。
    体調は如何ですでしょうか?
    私も喘息がありまして、いよいよしんどい時は薬を頼っています。
    私の場合、気管支が弱く何かの刺激(アレルゲン)により気管支が収縮し、息がし難い状態になり咳き込んだり、鼻炎併発で痰が絡んだりして呼吸が苦しくなり咳き込んだりなどの場合に効果があります。
    錠Aアスゲンと云う漢方併用のお薬です。
    私は服用すると30分ほどで効き始めて数時間〜半日効果がじぞくします。
    ドラッグストアには無いかもしれませんが、薬局には置いてあると思います。
    2000円前後のお試しサイズがあります。
    私は効果があったので7000円程の大瓶を常備しています。
    お薬は飲まれないかもしれませんが、検討の一助になればと思いコメントしました。

    返信
    1. sonaerusan 投稿作成者

      トーマスちゃん様
      Youtubeチャンネルのコメントの方で、お名前をお見掛けした記憶があるのですが、
      もし違っていたらごめんなさい。

      ご心配お掛けしております。
      そして、ここ1か月ほど、余りにも多忙でブログの更新どころかチェックも出来ておらず、
      返信が大変遅くなってしまったこと、申し訳ないです、本当に。。。

      喘息は一進一退の状況ですが、発作の回数はかなり減ってきました。
      ですが昨日からの「黄砂」で、若干…悪化しております涙

      薬も時と場合によっては使用しています。
      日々の辛さを緩和しながら、同時に根本治療もしていきたいと思っていて、
      漢方は(含有でも)大いに活用していますので、情報大変助かりました。

      トーマスさんも、どうかご自愛くださいませ。

      返信が本当に遅くなってしまって、ごめんなさい。

      ブログは再開の方向ですので、またお時間ある時に、
      寄って下さいね^^

      返信

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