オレゴン州沖の断層で新たに発見された「海底のしみ」は大地震の前触れかも?

投稿者: | 2023-04-18

【参考記事】

https://www.washington.edu/news/2023/04/10/warm-liquid-spewing-from-oregon-seafloor-comes-from-cascadia-fault-could-offer-clues-to-earthquake-hazards/

(ーーここから記事の内容になります。文章を分かりやすくするため、一部割愛、要約、追記する場合があります。(注釈:)部分は私個人の意見です。ーー)

「海底から噴き出す化学的に異なる液体 」が、オレゴン州の海岸からわずか50マイルに位置する太平洋の全長600マイルの断層で研究者によって検出され、これは、太平洋岸北西部の破滅的な地震を誘発する可能性があることが明らかになりました。

Pythia’s Oasisはオレゴン州ニューポートから西へ80kmの大陸中央部の斜面に位置しています。

※画像お借りしました。

「Pythia’s Oasisは、カスケーディア沈み込み帯のセントラル・オレゴン・セグメントで新たに発見された海底シープで、集中的なガス抜きにより、バックグラウンド温度より(周囲よりも)9℃高い高変質流体が放出されています。

このシープ流体の化学的性質はカスケーディア地方ではユニークで、ホウ素とリチウムが極端に濃縮され、塩化物、カリウム、マグネシウムが枯渇しています。

ワシントン大学の研究者は、「この流体は、間隙水の圧縮と鉱物の脱水反応から発生したもので、発生源の温度は最低でも150°~250°Cであり、発生源はセントラルオレゴン沖のプレート境界付近と考えられる」と研究書に記しています。

Pythias Oasisサイトのソナー画像では、オレゴン州ニューポートから50マイル離れた深さ3分の2マイルの海底から気泡が上昇しているのが確認できます。

※画像お借りしました。

この気泡は、温かく化学的に異なる流体が海底から噴出する特徴的な場所の副産物である。研究者たちは「この流体がカスカディア・メガスラスト・ゾーン(プレート境界)から直接やってきて、2つのプレート間の応力蓄積を制御するのに役立っていると考えています。」と説明しています。


研究者によると、このseepはプレート境界の海面から1マイル近く下にあり、2015年に初めて観測されました。

そして彼らは、この漏出が将来の地震活動の兆候になることを恐れています。

メガトラスト断層帯は、エアホッケーテーブルのようなものです。

(※画像お借りしました。子供の頃何度かやった記憶…)


「流体圧力が高ければ、空気のスイッチが入ったようになり、摩擦が少なくなり、2枚のプレートが滑ることができます。流体圧が低ければ、2枚のプレートはロックされ、その時に応力が蓄積されます」と、海底地質を研究するワシントン大学海洋学准教授の共著者エヴァン・ソロモンは書いています。


カスケーディア沈み込み帯は、シアトルやオレゴン州ポートランドなど西海岸の主要都市をはじめ、北カリフォルニアやカナダのバンクーバー島などをパレルとしています。そして研究者たちは、この地震的に静かな断層が目覚め「太平洋岸北西部でマグニチュード9の地震が発生する可能性」を恐れているのです。

(ーーここまでが記事の内容ですーー)

因みに、史上最大の地震は約3800年前に起きたと言われるこちらです。

何だか最近、各国色々と「荒れ」ていますね…地球上が、不安と怒りと悲しみに満ちている感覚があります。

今後、色々と厳しい局面と対峙する機会も増えそうだな、と、覚悟もしています。

変な事件も多いですしね。

ですが、日々思い詰めていてもメンタルが持ちませんので、庭造り(という名の自宅要塞化)に精を出しています。2024年までに完成したいですけれど、間に合うかしら…

では今日はこの辺で。

皆さんの健康が守られますように!

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