雪不足により、イタリアの「ポー川」は、絶望的な乾燥状態で夏を迎える…

投稿者: | 2023-04-25

(※画像お借りしました。)

【参考記事】

https://news.yahoo.com/lack-snow-condemns-italys-po-020137676.html

(ーーここから記事の内容になります。文章を分かりやすくするため、一部割愛、要約、追記する場合があります。(注釈:)部分は私個人の意見です。ーー)

イタリア・クレモナ近郊のトリチェッラにあるポー川の干上がった造船所にボートが横たわっています。イタリア最大の川は、すでに昨年の夏と同じように水位が下がっており、この先、不安定なほど乾燥した数カ月が続くのではないかという不安を呼び起こしている。

ボルツァーノ気候環境局によると、イタリア最大の河川であるポー川の水位はすでに昨年の夏と同じくらい低くなっており、通常、暖かい季節に(川が)干上がるのを防ぐための雪は、75%も減少しているという。

このため、ポー川に依存している人たちは、すでに軌道修正をし始めている。

ボレット橋の下に停泊しているストラディバリ号の司令デッキで、両手を大きく広げて頭を振りながら、「水深が浅いので、数日後にはポー川クルーズの予約をすべてキャンセルしなければならないだろう」と船長のジュリアーノ・ランディーニは言った。

(※画像お借りしました。)

全長60メートル、浅瀬でも400人を運ぶことができた彼の船だが、川の流量は毎秒350立方メートル(92,000ガロン)と、70年ぶりの猛暑と乾燥が続いた昨年6月並みの少なさだ。

早急に豊富な雨量が確保されなければ、航行は不可能になりそうだ。

北西部の都市トリノから東海岸のベネチアまで流れる全長652kmのポー川は、イタリアのフードバレーと呼ばれる、イタリアで最も人口密度が高く、工業化が進み、集中的に農業が行われている地域を横断している。

この水は、漁師や船の住処となり、豊かな農地を潤し、タービンの動力源となり、土手やデルタ地帯の地域住民を癒しています。ガルダ湖やコモ湖など世界的に有名な湖には、新鮮で透明な水、芸術、おいしい食事を楽しむために毎年何百万人もの外国人旅行者が訪れ、観光も盛んです。このような状況下で、水資源に依存する人々は、代替となる節水計画を立てなければならない。

ポー川流域局によると、4月初め、川の水位は季節的に30年ぶりの低水位を記録し、流量は季節平均の3分の1になったという。アルプス山脈の周辺では、例年になく乾燥した暖かい冬を過ごしたため、通常なら春先から夏にかけてポー川や南・西ヨーロッパのさまざまな支流に灌漑、飲料、発電のための高い水需要を満たすための雪を蓄えることができなかった。


ボルツァーノ県気候環境局のフラビオ・ルッフィーニ局長は、「かつて豪雪地帯だった山頂には、自然湖や人工湖があり、すでに季節平均を30%下回り、積雪量は10年間の季節平均を75%下回っている」と説明する。


流量が少ないため、アドリア海がポー川やアディジェ川を数十キロにわたって遡上し、農作物や貝の養殖場、帯水層、さらにはいくつかの村の飲料水まで危険にさらしている。

気温の上昇により雪が溶け、より多くの水が空気中に蒸発するためです。気温の上昇によって雪が溶け、より多くの水が空気中に蒸発するため、干ばつがより長く、より激しく、より頻繁に起こる可能性がある。

イタリア政府は、下流域と上流域、そして飲料水、農業、水力発電、観光の費用を負担する市民の間を取り持つ特別委員をまだ任命していない。

地方や国の当局は、すぐに雨が降らなければ、水の配給の可能性や、イタリアのさまざまな地域間の水戦争をどう回避するかといった、非現実的な決断を迫られることになる。

そして、イタリアの農家は乾燥状態に対するマニュアル対応を待っているわけではない。多くは、1年で最も暑い時期に水を節約するために精密灌漑に投資している。

しかし、農家が節水を改善しても、雨が降らなければ、この地域は苦戦を強いられることになるだろう。

(ーーここまでが記事の内容ですーー)

さて、繰り返しになりますが、あちら側の計画で「2022年は水不足、2023年食糧危機、2024年経済崩壊」というのがある?…とか無い?…とかいう話を聞いたことがあり。

概ね、この流れで起きているような気がしますね。

個人的には「世界の水のバランスが崩れる」と思っており、水が極端に足りない場所と、多過ぎる場所に分かれるのだと思いました。

日本は恐らく「多い」方だと思いますが、日本の中でも「極端に水が多い地域」と「少ない地域」に分かれるのだと思います。

いずれにせよ「きれいな水」を手に入れることが難しくなるのかなという気がします。

で、「きれいなお水」ということで、いつもおススメしている携帯浄水器「sawyer」を久々にAmazonでチェックしてみたら、なんか値段あがってるんですよね。

私の記憶が確かなら、1年前とか、3900円程度だった気がするのです。(記憶が怪しい年ごろなので、間違っていたらすみません。)

それが今見たら、4510円!!!  いや、絶対こんなに高くなかったはず。

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もしかして、もっと値上がりするんじゃないかしら…

早めに購入しておいて良かったです、ホント。

最近の私の「備蓄」状況ですが、以前もお話したかもですけれど、種類を減らして管理しやすくしています。(ただし量はキープ!)

食品だけに限っていえば、

玄米、オートミール、プロテイン、マルチビタミン&ミネラルのサプリメント、鯖水煮缶、オイルサーディン缶、チキン缶、長期保存水、油(米油、オリーブ油、ゴマ油)、塩、砂糖、醤油、味噌、酢…と、いう感じです。

種類を減らした分、これらの「総量」は少し増やしました。

特に今年は噴火による冷夏、エルニーニョ、その他諸々の影響で「米も不足しそう」な見通し。

お米だけは押さえておきたいですよね…

日月神示の方だったと思いますが「米があるからと言って、安心(油断、だったかな?)するでないぞ」という言葉が、妙に頭に引っ掛かっています。

では今日はこの辺で。

皆さんの健康が守られますように!

雪不足により、イタリアの「ポー川」は、絶望的な乾燥状態で夏を迎える…」への2件のフィードバック

  1. 有賀朝子

    こんにちは。 
    一度だけコメントをさせて頂いた、まゆまゆです。
    体調、1日も早く元気になりますよういつも思っています。
     備えるさん、有難うございます。
    私は子供が6人居ます。311の時は正に福島県の中通りに在中。1番上の長男の中学校の卒業式でした。年子の次男その下の4人の娘達。末娘は生後6ヶ月でした。
    同年の6月に子供達だけを連れて自主避難をする迄の間、寝るのも惜しんで必死にあらゆるツテを使い、沢山の本を買い調べ結果とりあえず一旦出て今後どうなるのか、どうするのか決めようと知人さえいない青森県に行きました。
    着いた時に先ず最初に浮かんだのは これで外で遊ばせられる、学校から帰ってすぐシャワーを浴びるよう煩く言わずに済む!でした。 苦笑
    青森に9年居た後、主人が福島県で会社を経営していて私も役員な事と少しでも子供達と主人が近い所へと宮城県に居住しています。
    あの地震を経験したので測定器を始めサバイバル缶シチューやランタン、安定剤ヨウ素などは備えていましたが初めてYouTubeを開けた時、最初に気になって見たのが「備えるさん」でした。
    備えるさんの配信を毎回観る度に震災が終わっているにも関わらず自分の中にあるざわ付きや焦りの元に気づく事ができました。
    有難う御座います。感謝しています。
    今では最低家族12人(1人結婚をし、連れ合いと孫の分です)飼い犬、飼い猫の食糧ボーダーラインの1年半以上は何とか揃える事ができました。
    未来の子供達を思えば悲しく情けなく、やるせない時もありますが私達は自らこの時代、この時を選択して産まれここにいるのだと切り替えながら過ごしています。
    ワンコとの散歩の途中の八重桜の花々の固まりに身惚れ空の青さ白い雲に身惚れ、散歩の楽しみを教えてくれるワンコに感謝して。
    又、備えるさんの柔らかで軽やかな声を聴ける事を楽しみにしています。
    どうかご自愛下さい。

    返信
  2. sonaerusan 投稿作成者

    まゆまゆさん
    返信遅くなり申し訳ありません。

    コメントにお名前(おそらく本名ですよね?)が上がっておりましたので、
    プライバシーの観点からコメント自体は非表示にさせて頂いておりますが、
    しっかり読ませて頂いておりますので、どうかご了承下さいませ。

    ここ最近はやっと空気が「まし」になってきたので、
    咳も出なくなりました。ご心配頂き、ありがとうございます。

    現在は、子供の進級にともなって、生活が激変(多忙…)している事に加え、
    親の体調が悪化しており、それらの対応(多忙…)で手一杯な状況で、
    動画はまだしばらくお休みすることになりそうです。

    心のこもったコメント、ありがとうございます。

    『未来の子供達を思えば悲しく情けなく、やるせない時もありますが私達は自らこの時代、この時を選択して産まれここにいるのだと切り替えながら過ごしています。』

    という部分、大変共感しております。

    私も子供が1人おりますが、今の日本は「かなりマズい…」と、
    本当に「悲しく、情けなく」思う日々です。

    そんな中で、今「未来の子供達」の為に何が出来るか?!
    自分の子供だけでなく、
    日本の(あるいは世界の)すべての子供達を対象に模索する日々です。

    仰る通り、大変な時代を選んで生まれてきたなあと思いますが、
    それはきっと、今生まれてくる子供達も同じだと思います!
    もしかすると「すっごく強い子」かも?!と信じています。

    子供達が、少しでも伸びやかに、健やかに、
    個性を発揮できるよう、全力でサポートしていこうと思います。
    お互い、頑張りましょうね!

    (備蓄に関して、今年は冷夏でまず間違いないと思いますので、
    我が家は最近基本に戻って「玄米」強化しています!)

    返信

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