【参考記事】
https://news.yahoo.com/nearly-100-die-india-struggles-115115539.html
https://jp.reuters.com/article/asia-weather-india-heatwave-idJPKBN2Y50DA
(ーーここから記事の内容になります。文章を分かりやすくするため、一部割愛、要約、追記する場合があります。(注釈:)部分は私個人の意見です。ーー)
インドでは、ここ数日、最も人口の多い2つの州で「少なくとも96人が死亡した。」と、当局が日曜日(Jun.18.2023)に発表。国土の大部分が猛暑に見舞われている。
北部のウッタル・プラデシュ州と東部のビハール州では、60歳以上の住民や様々な病気(持病)に苦しむ人々に、日中は屋内にいるよう当局が警告した。
ウッタルプラデシュ州では、州都ラクナウの南東約300キロにあるバリア地区で54人が死亡。
当局の調べでは、亡くなった人のほとんどが60歳以上で、持病があり、それが猛暑で悪化した可能性があるという。
Ballia地区の医療担当官であるS. K. Yadav氏によると「この3日間で300人ほどの患者が、暑さで悪化した様々な病気のために地区病院に入院した。」という。
事態が深刻なため、当局はBalliaの医療関係者の休暇申請を取り消し、患者の流入に対応するために救急病棟に追加の病床を提供。
当局によると、入院患者のほとんどは60歳以上で、高熱、嘔吐、下痢、呼吸困難、心臓関連の症状を呈しているという。
土曜日に父親を亡くしたBallia地区の住民であるR.S. Pathak氏は、父親の看病中に病院の救急病棟で患者が運び込まれる勢いが加速するのを目撃したという。
「Balliaでは、こんなことは、これまで一度もなかった。これほど多くの人が暑さのために死んでいくのを見たことがない。人々は外に出ることを恐れている。道路も市場も、閑散としている。」と彼は述べた。
Balliaは、ウッタル・プラデーシュ州の中部と東部とともに、現在、圧迫された暑さに悩まされている。
日曜日、同地区では最高気温が43度(華氏109度)となり、平年を5度上回った。相対湿度は25%を記録し、暑さの影響を強めています。
インド気象局(IMD)の科学者、アトゥル・クマール・シン氏によると、現在、州全体の気温は平年を上回っている。また、「今後24時間以内に緩和されることはないだろう」と付け加えた。
IMDは、ウッタルプラデシュ州の一部で熱波状態が6月19日まで続くとする警報を発表した。
同州の保健大臣Brijesh Pathakは、Balliaで「非常に多くの人々」が死亡した原因について調査を開始したと述べた。
ビハール州東部では、灼熱の暑さが州の大部分を覆い、過去2日間で42人が死亡。このうち35人は、州都パトナの2つの病院で発生し、下痢や嘔吐に苦しむ200人以上の患者が治療を受けていた。
パトナでは、土曜日に最高気温44.7℃(113F)を記録しました。
モンスーンの雨で気温が下がる前の4月、5月、6月は、インドのほとんどの地域で最も暑い時期である。
しかし、この10年で気温はさらに上昇している。熱波が発生すると、インドは深刻な水不足に見舞われ、14億人の人口のうち数千万人が水不足に陥る。
猛暑の原因を調べる学術団体「World Weather Attribution」の研究によると、4月に南アジアの一部を襲った猛暑は、気候変動によって少なくとも30倍以上の確率で発生することが判明した。
4月には、インドの金融都市ムンバイで行われた政府のイベントで13人が死亡し、一部の州では1週間の全校休校を余儀なくされるなど、猛暑の影響を受けている。
(ーーここまでが記事の内容ですーー)
60歳以上の住民や様々な病気(持病)に苦しむ人々に、日中は屋内にいるよう当局が警告
…っていう部分なんですけど、これ「気候変動」を理由に、人の動きをブロックする「布石」かしら?とちょっと思いました。
先日「熱中症で搬送された」という、日本のニュースを見かけたのですけど、その日の最高気温は29℃だったんです。
マスクを着用していたか否かは、報道にありませんでしたが、なんかこう「人類全体の身体が弱く」なってきているのかな、という印象をうけました。
今年の夏は、海底火山の噴火で「冷夏」かなと思っていましたが、多分めちゃくちゃになるでしょうね。
40℃近くまで気温が上がった翌日に、20℃台まで下がるとか、そいう感じです。
とにかく安定しない。
この寒暖差についていけなくて、体調を崩す人が増えるでしょうね。
コロナが5類に下がって、何事も無かったかのように日常は過ぎて行っている「ように見え」ますが、水面下では着々と始まっています。
この数年間で「正しい感染症対策」を行ってきた人と、そうでない人の差は、色んな形で現れると思います。いやもう「現れて」いますね。
寒暖差について行けないという事態も「差」の一つでしょうし、体調を崩してしまったとしても、すぐに回復出来るか否かも、また「差」となって出ると思います。
先月ぐらいから、子供達の間で「もう何のウイルスに感染してるか、判断し兼ねる…」というほど、沢山のウイルスが流行しているそうです。
色んなウイルスに感染して、熱や咳が出て、本人は苦しいでしょうし、看病する大人も大変だと思います。私も、一児の母ですので、よく分かります。
ただ、余りにも「清潔」に幼少期を育ってしまった子供というのは、免疫力の極めて低い人間に成長することになり、大人になってから大変な苦労をするのでは?とも思うのです。
本来、子供は、幼稚園・保育園等で、子供達同士、ウィルスを感染させ合って成長するものだと思うので、この数年間で「感染できなかった遅れ」を一気に取り戻しているのかな、と思いました。
2020年以降、子供達の、遅れに遅れた免疫の成長。
ここで一気に挽回出来れば…ということを、切に願っています。
でもまたこのタイミングで「新たな流行り病」が始まる可能性もありそうですけどね…
弱っている者に、更なるトドメを刺すのが「あちら側」なので。(とか、また怖い事を言ってしまってすみません…)
では今日はこの辺で。
皆さんの健康が守られますように!