被災した原子力発電所の近くで5月に捕獲されたクロメバルは、法定基準の180倍の放射性セシウムを含んでいた。

投稿者: | 2023-08-13

という、国外側の報道。クロメバル、もしくはクロソイという魚です。

【参考記事】

https://mainichi.jp/articles/20230707/dde/001/040/031000c

https://www.theguardian.com/environment/2023/jul/24/fukushima-fish-with-180-times-legal-limit-of-radioactive-cesium-fuels-water-release-fears

https://www.theguardian.com/environment/2023/jul/07/un-report-on-japans-fukushima-water-plans-fails-to-placate-opponents

(ーーここから記事の内容になります。文章を分かりやすくするため、一部割愛、要約、追記する場合があります。(注釈:)部分は私個人の意見です。ーー)

5月に福島第一原子力発電所の排水口付近に生息していた魚から、日本の安全基準値の180倍に相当する放射性セシウムが検出された。

5月18日に捕獲されたメバルは、原発運営会社である東京電力(東電)により、1kgあたり100ベクレルの法定最大値に対し、18,000ベクレルのセシウム137が検出された。

日本が福島原発から130万トンの処理水を放出する計画は、国連の国際原子力機関(IAEA)から承認がなされたにもかかわらず、周辺地域に懸念を巻き起こしている。

香港は「計画通りに放水が行われた場合、日本の10県からの食品輸入を禁止する。」としており、中国は今週「日本から輸入される水産物の放射能検査を一斉に開始し、一部の卸売業者は日本からの水産物の取り扱いを中止した。

※画像お借りしました。


東電関係者は、汚染水排出に関する懸念について質問され「公衆や環境への影響はごくわずかであると確信している。」と繰り返した。

(注釈:出ました、日本のお家芸「直ちに健康に被害を与えるものではない!」の環境バージョンですね。)

2011年3月の震災でメルトダウンした1号機、2号機、3号機周辺からの雨水が、5月にイシガキダイが捕獲された内防波堤に流れ込んでいる。東電によれば、内防波堤の海底堆積物のセシウム濃度は1kgあたり10万ベクレル以上だという。

「事故直後に汚染水が福島第一原子力発電所の港に流れ込んだため、東電は2012年以来、魚が港から逃げないように設置された魚網を使って、定期的に港内の魚を除去しています」と東電の関係者はガーディアン紙に語った。

東電は、2022年5月から2023年5月までの間に、福島原発の港内で1kgあたり100ベクレルを超えるセシウムを検出した魚が合計44匹いることを確認し、そのうちの90%が内防波堤やその近くで捕獲されたものであることを明らかにした。

また、2022年6月に捕獲された1kgあたり1,700ベクレルのウナギ、2023年4月に捕獲された1,200ベクレルのイワナも、特に高い放射能を有していることが確認された。

注釈:もはや、中国産の方が安全なんじゃなかろうか?!説。

内防波堤の魚の定期的なモニタリングは、2016年1月に汚染された可能性のある魚を区域内に閉じ込めるためのネットが設置された後、中断されていた。

「しかし、2022年1月に相馬沖(原発から北に約50km)で規制基準を超える放射性濃度を持つクロメバルが捕獲されたため、魚が港から出るのを防ぐために網を増設し、この海域でサンプリングを再開しました」と東電関係者は付け加えた。

福島県沖で漁獲されたメバルの出荷は、放射能が検出された後の2022年2月に停止され、いまだに再開されていない。検査した標本から高い放射能が検出されたため、当局は原発の港から逃げ出したと考えた。原発周辺地域で獲れるすべての魚介類は、定期的に放射能をモニタリングされている。

東電は来月、福島原発から130万トン以上の処理水の放出を開始する予定だ。この作業は国連の国際原子力機関(IAEA)によって承認されているが、中国や韓国の野党からは批判を受け、太平洋の島々からは不安の声が上がっている。

日本の岸田文雄首相は、最近中東を視察した際に、中国が日本の海産物を実験すると決めたことに反撃した。火曜日、カタールのドーハで岸田文雄首相は、福島原発の汚染水放出について「科学的証拠に基づいた議論を求めていく」と述べた。

(ーーここまでが記事の内容ですーー)

注釈:私は、お寿司が大好物ですが、いよいよ本当に食べられなくなるのかも知れないですね…

キッシーの言う「科学的な根拠」も大切かも知れませんが、目の前に「基準値の180倍のクロメバル」がいる、という事実も、それこそ大切でしょう。

やはりもう「海の幸」は食べられないんでしょうかね…

今、スーパーで売られている鮮魚、あるいは缶詰の魚なども、避けたくなってしまうニュースでしたが、言い換えれば「今が一番、安全… …もとい『マシ』」なのかも知れません。

今食べている魚が、一番マシ。これからは、汚染が酷くなる一方ということになりそうです。

海外では、きちんと情報が流れて、日本近海で捕れた魚を「避け」ているみたいですが、大本営発表の日本国民は、そうとは知らずにバクバク食べている…悲しい現実です。

お肉がダメなら、魚。

魚がダメなら、大豆。

大豆がダメなら…

たんぱく質、さて、どこから摂取しましょうかね。。。

避けられない数多の化学物質が漂う現代。

このような時代をサバイブする人というのは、デトックス能力を高く保つための知識を得て、それを実践し、習慣化出来た人のみなのか…

では今日はこの辺で。

皆さんの健康が守られますように!

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