イギリスの鶏肉王が警告。「安い食べ物の時代は終わった。」

投稿者: | 2021-10-16
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【参考記事】

・ https://www.reuters.com/world/uk/britains-binge-cheap-food-is-over-biggest-chicken-producer-says-2021-10-14/ (ロイター)

・ https://www.bloomberg.com/news/articles/2021-09-17/energy-crisis-brings-fresh-chaos-for-battered-u-k-food-industry?sref=RJ2RlMrh (ブルームバーグ)

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【目次】

  1. コストが高騰している。食品価格のインフレ率は2桁になるだろう。
  2. 不満に溢れた冬。
  3. 【まとめ】賃金の高騰を抑えるために「無人化」を進める。つまり、仕事はどんどん無くなっていくことになる。

ーー以下ニュースの内容です。一部割愛しました。注釈部は私個人の意見です。ーー

1,コストが高騰している。食品価格のインフレ率は2桁になるだろう。

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英国最大の鶏肉生産者は「英国の20年間にわたる安価な食品の乱獲が終わりを迎えつつあり、サプライチェーンに押し寄せるコスト高騰の津波により、食品価格のインフレが2桁に達する可能性がある。」と述べました。

(注釈:2桁の最小数は10ですから、10%以上食費が上がる、ってことでしょうね。20%かもしれない、30%…60%…さて、どこまで上がるんでしょうね。)

Brexitとコロナ。この2つの危機から抜け出すために、世界第5位の経済大国(=イギリス)は、トラック運転手、肉屋、倉庫労働者の深刻な不足に直面しており、グローバルなサプライチェーンのひずみを悪化させています。

イギリスで消費される鶏肉製品の約3分の1を生産し、鶏肉の王と呼ばれているボパラン氏は「英国政府がすべての問題を解決し、インフレを抑制できるとは思えない。」と語った。彼は「労働者不足は、賃金のインフレにつながるとし、自動化への投資を行う。」と述べた。

(注釈:イギリスに鶏肉王と呼ばれる人が居ることも、その方のお顔も、始めて知りました。)

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鶏肉王、ランジットシンボパラン氏(画像お借りしました。)

「労働力の減少は、選択肢の減少、コアレンジ、空の棚、賃金インフレを意味し、これは変わらない。」と述べました。

2,「不満にあふれた冬」

今は、インフレが二桁に達する可能性があるため、消費者にとってこれが何を意味するのか、正直に話す必要があるでしょう。

ボリス・ジョンソン首相は、英国経済は安価な輸入労働力への依存を断ち切らなければならないと繰り返し述べています。

ジョンソン政府は、ブレグジットが経済への負担の原因であることを否定していますが、他のヨーロッパ経済圏では同じ規模のサプライチェーンの混乱に直面していません。

ジョンソン政権の財務大臣であるリシ・スナク氏は「私は、すべての人に商品が十分に供給されると確信しており、我々は可能な限り障害を取り除く努力をしています。」と述べています。

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鶏肉王ボパラン氏は、津波のように押し寄せるコストの概要を、次のように説明しました。

「飼料費、サプリメント、獣医費用、賃金が15〜20%上昇していること、トラック運転手の不足が深刻であること、エネルギーと二酸化炭素のコストが昨年比で500%以上上昇していること、パッケージが半年で20%上昇していることなど。」です。

食料、エネルギー、電力価格の高騰が国の景気回復を妨げているため、何百万人もの英国人にとって不満の冬が近づいている可能性があります。

3,【まとめ】つまり今後、賃金の高騰を抑えるため、本格的な「無人化」が始まる。つまり、人間の仕事はどんどん無くなっていくことになるため、個々での対策が必須になります。

アメリカでは(イギリスもですね。)今、空前絶後の「大量求人」が行われています。

過去にも何度かお話申し上げましたが、どのお店にも「Now Hiring!!!」というフラグが立っています。

「とにかく人手不足だ!」と。

しかし、バイデン政策の目玉?でもある、手厚い失業保険のお陰で、人は働きません。

では、企業はどうするのか? 

「お金を出しても雇えないのなら、無人化するしかないね。それに、その方が、ずっと人件費かからないからね。」

ということです。

企業的には至極全うな、動きですね。人件費を増やしたくない。じゃあ、無人化しよう、と。そりゃそうなりますよね。そして、気が付いた頃には、きっともう遅いでしょうね。人間の仕事はありません。

それは、明日起こることではありませんが、相当早いスピードで進むと思います。

世界でこれだけ貧富の差があって、明日のご飯にも困る人達がいる一方で、廃棄するほど食品が有り余る国もあって、その矛盾に気が付きながらも、見て見ぬ振りをしてしまった…私は「傍観者」でした。だから、きっと食べ物に困る日が来ると思います。

因果応報。私にもちゃんと罰があると思っています。

でもやはり「素晴らしい日本を、美しい地球を、子供たちに残したい…」その気持ちは揺るぎません。

世界中の子供達が安心して住める世界と、現実とのギャップを、少しづつでも埋めていきたいと思います。

その為に出来ることを必死で考えて、実行していこうと思います。(それが自分の仕事になったら、最高だな~!)

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では今日はこの辺で。

皆さんの健康が守られますように!

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