世界中の農家が、サプライチェーンの危機が2022の収穫に影響することを懸念している。

投稿者: | 2021-11-03
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【参考記事】

https://www.agweb.com/news/crops/crop-production/input-supply-chain-scary-us-farmers-heres-why-it-may-be-worse-brazil

https://www.nationalhogfarmer.com/farm-policy/supply-chain-issues-hitting-all-segments-ag

https://www.farmprogress.com/commentary/water-crisis-fertilizer-shortage-worry-brazilian-farmers

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(ーーここから記事の内容です。一部割愛しました。注釈部分は私個人の意見です。)

世界中の農家が、現在進行中のサプライチェーンの危機が2022年の収穫物に悲惨な影響を与えるのではないかと懸念しています。

【収穫にかかる全てのコスト上昇により、アメリカの農家が正常に運営することは困難になっています】

金融サービス会社のStoneX Groupによると、中西部の肥料の卸売価格は9月10日以降、約434ドル上昇しています。これは1ヶ月で65%、つまり1週間で72ドルも上昇していることになります。

価格が上昇しているのは、肥料だけではありません。肥料だけでなく、農業のあらゆる分野で同様の値上げが行われています。この状況に拍車をかけているのが、人手不足の問題です。

全国農業協同組合協議会の調査によると、COVID-19が大流行した際、77%の農業協同組合が熟練労働者の確保に問題を抱えていました。そのほかにも、農作物の出荷コストの上昇や、設備や部品が入手できないなど、農家はより多くの支出を強いられています。

また、異常気象も農家の経営を困難にしています。米国西部とダコタ州の約75%が深刻な干ばつに見舞われ、牧場主は牛群の整理を余儀なくされ、農家は灌漑費用の負担を強いられています。

「長年にわたって低価格が続いていたため、最近の価格上昇は市場の純利益の増加につながると考えられていましたが、現在起きているサプライチェーンの問題を考えると、楽観的な見方は薄れてきています。現状は「不作の年よりも悪い結果を出したくない。」という願望に変わってきている。」と、農業分野の主要企業のCEOで構成されるAgriculture CEO Council(農業CEO協議会)が発表した声明で述べています。

投入と販売に欠かせないサプライチェーンは、複数の課題に同時に直面しています。これにより、投入物の価格が上昇し、生産物の価格が低下し、場合によっては価格に関係なく商品やサービスを購入することができなくなっています。

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【ブラジルの農家もサプライチェーンの危機に見舞われている】
南米、特にブラジルの農家も同様に、将来の収穫に対する悲観的な見通しを抱えています。

パデュー大学の農業経済学者であるマイケル・ランゲマイヤー氏は、ブラジルの農家が経験している状況は、米国の農家が経験している状況よりも悪いかもしれないと考えています。

ランゲマイヤーは、ブラジルの農家が直面している最大の問題の1つが肥料不足だと指摘します。ブラジルは必要な肥料のほとんどを輸入しています。


パデュー大学の農業エコノミストであるジム・ミンタート氏は、2022年の収穫期におけるブラジルの生産量は “ワイルドカード “であると考えています。南米の生産量は、農産物の需要全体に重要な役割を果たします。

「需要面では、特に中国向けの輸出需要がいつ回復するかが大きな問題だと思います」とミンタットは言います。ミンタットは、米国で栽培されているトウモロコシや大豆などの主要作物の将来的な需要を、ブラジルが部分的にコントロールすると考えています。

「しかし、この投入資材価格の上昇が、来年の生産にどのような影響を与えるかという点では、非常に大きな不確実性があります」とミンタットは続けます。

ブラジルの農家は、肥料不足が2022年まで続くのではないかと懸念しています。今年の肥料の供給量はこれまでのところ十分でしたが、国内の在庫は急速に減少しています。すでに多くの農家が肥料の使用量を減らすことを考えており、それによって作物全体の収量に影響が出ると考えられています。

今後のブラジルの生産に影響を与える可能性のあるもうひとつの要因は、天候です。

昨年の収穫期、ブラジルのトウモロコシ生産量は異常気象の影響を受けました。干ばつにより、生産量の半分近くが失われた地域もありました。ブラジルのエネルギー供給の67%は水力発電所によるもので、干ばつは農家の電力料金にも影響を与えました。

(ーーここまでが記事の内容になります。ーー)

この記事を読んだとき「あ~、やっぱり来年は、もっと酷くなるんだな。」と思いました。
サプライチェーンが改善する兆しは相変わらずありません。

改善するわけがないんです。

労働力の不足、エネルギーの高騰、気候変動、、、あまりにも要因が多いです。

これからどうなるんだろうな、と思ったりしますが、まずはこの冬ですね。

この冬、感染症はどうなるのかが気になります。

懸念されているADEが多発して、人がバタバタと亡くなっていってしまうのか…

それとももっと強い「ウィルス」が発生するのか…

「この冬」は、アフターワクチン初戦に当たると考えていますので、

まずはそこをしっかり見ようと思います。

では今日はこの辺で。

皆さんの健康が守られますように!

世界中の農家が、サプライチェーンの危機が2022の収穫に影響することを懸念している。」への3件のフィードバック

  1. ぱたぽん

    備えるさん、いつも有益な情報ありがとうございます。
    2年前からコツコツと1人で備えてきました。
    私の場合は、普段買わないような物が急に欲しくなり、調べると世界情勢が分かって、
    なるほど〜と自分で自分を誉めています。
    肥料や鉄のフライパン、金だらい、練炭火鉢、くぬぎ炭、瓶の醤油、瓶の酒、瓶の酢、瓶のジュースなど。
    金、銀、プラチナもほんのわずかですが手元にあります。
    これらは今までは、興味のないものでした。
    これから間違いなく訪れるであろう、世界大恐慌や飢饉も、近所のスーパーに行けば私が変なのか?
    と思うほど物が溢れていて、めまいがします。
    でも、自分を信じて!
    いろいろ揃えても、足りなくなる。その時にどの様に工夫出来る自分であるか、
    楽しみに、軽やかに生きていきます!

    返信
    1. sonaerusan 投稿作成者

      ものすごい直感というか、お導きがあったのですねー!2年前から備蓄とは!
      世界恐慌は「あっち側」の人達が、起こそうと思えばすぐに起こせるのでしょうが、
      おそらく2025年前後と推察します。
      ですので、どんなに遅くとも2023年までには「リスク分散」を完了させようと思っています!
      日本はまだ物で溢れているんですねー
      帰国後、浮かれて散財してしまいそう笑

      返信
      1. ぱたぽん

        2024年の新札切り替えですよね。
        なぜ、このタイミング?
        コロナの前から発表されていた…
        まるで、誰かが仕組んだようだな…
        まさか?えー??
        これが、
        私が目覚めたきっかけです。

        返信

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