アメリカ農業関係者の警告。「来るべき食糧不足は私たちが言われているより、酷いものになるだろう。」

投稿者: | 2022-01-27
恐れ, 不安, 感情, 心配, 怖がった, 木製, 茶色の恐れ

【参考記事】

https://www.wsj.com/articles/from-plants-to-store-shelves-u-s-food-supply-is-under-pressure-11642933805

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(ーーここから記事の内容になります。一部割愛、要約、追記しました。注釈部分は私個人の意見です。ーー)

これからお話しすることは、非常に憂慮すべきことですが、決して物事を甘く見ないように努めるべきでしょう。

ご存じの通り、今、全米の食料品店で特定の品目が不足しており、世界中で食料供給が非常に厳しくなっています。何度も「これは始まりに過ぎない」と警告してきました。

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ある農業関係者によると、肥料のコストが劇的に上昇したため、多くの農家が今年トウモロコシを植えて利益を得ることは不可能になるとのことでした。

ここからは、その農業関係者から直接頂いたメールの抜粋をご紹介します。

2022年、事態は非常に深刻です。肥料、液体窒素、種子などにかかるコストは、昔の価格の3倍、4倍といったところです。

つまり、今年作付けしても利益が無い…ということになるでしょう。そこで、私たちは、約700エーカーのトウモロコシをやめて、大豆に変えることにしました。(大豆は肥料をあまり使わないので。)

ところが、そのような計画を立てているのは私たちだけでは無かったため、大豆の種が不足しています。今後どうなるかはわかりません。おそらく、今年の後半には、特にトウモロコシで大規模な穀物不足が発生することでしょう。

私たちがトウモロコシの生産を止めたところで、トウモロコシ市場に与える影響は小さいでしょう。しかし、中西部で1万エーカーものトウモロコシ栽培してきた農家さん達が、トウモロコシの栽培を止めてしまったら、一体どうなるのでしょう?これはまずいことになりますよ。

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トウモロコシ不足は必ずやってきます。 大豆は供給過剰になる可能性があると思いますが、それは種子を入手出来るかどうかにかかっていることを忘れないでください。トウモロコシ以外の選択肢としては、オーツ、大麦などが考えられます。

トウモロコシは、人間が食べるだけではありません。

家畜の飼料やエタノールのことを考えてみてください。家畜の餌には、一部大豆も使われますが、全てではありません。

家畜の餌を安価なトウモロコシに依存していた畜産業者はどうなるのでしょうか?

つまり、たとえ大豆がたくさんあっても、過剰であっても、大豆の市場も、結局破壊されるのです。 このような状況は、過去に例が無く、どうなってしまうか分かりませんが、

農家と畜産農家の両方に打撃を与え、消費者に「不足」と「価格の上昇」をもたらすことは間違いなさそうです。


トウモロコシは、私たちの食糧供給の基礎となる柱の一つです。食料品店に行って、いろいろな商品の原材料を読んでみれば、トウモロコシが何らかの形でほとんどすべてのものに含まれていることにすぐに気が付くでしょう。肥料の価格が高騰しているのは、ここアメリカだけではありません。

南米では、肥料価格の高騰がコーヒー生産に大きな影響を与えそうで、更にアフリカでも、肥料価格の上昇により、「3,000万トンの食糧生産が減少する」可能性があるようです。

国連と世界銀行は、肥料と農場のコストによる世界的な飢餓の増加を予測している。。。

世界的な非営利団体である国際肥料開発センターによると、サハラ以南のアフリカにおける肥料需要は2022年に30%減少する可能性があるという。これは3,000万トンの食糧生産減少に相当し、同センターによれば、1億人の食糧需要に相当する。

1億人分の食糧需要を、いったいどこでどうやって調達するつもりなのだろうか?
これは深刻極まりない。。。

執拗に警告してきた「世界的危機の舞台」が整いつつあるのです。多くのアメリカ人は、世界中が苦しんでいても、自分たちは大丈夫だろうと思っていたようです。しかし、ウォールストリート・ジャーナル紙は、「米国の食糧供給は、工場から店先まで、圧力下にある」と題する記事を掲載しました。



ワシントンD.C.では、住民に「必要なものだけ買って、他の人の分も残しておくように」と指導しています。

「冬の寒さに備えて食料品店に行くなら、必要なものだけを買って、他の人の分も残しておいてください!」。全国的なサプライチェーンの問題で、一部の店舗では棚が空になっていることにお気づきかもしれませんが、普段より多く買う必要はありません!」


ほんの数年前までは想像もできなかったことが、今や毎日のようにニュースを賑わしています。

もちろん、脅威にさらされているのは食料供給だけではありません。 ビクター・デイヴィス・ハンセン氏が適切に指摘したように、アメリカは今、「システム崩壊」の途上にあります。

ある日突然、かつて豊かだった生活必需品が買えなくなる、あるいは見つけることさえできなくなる。人々は自分たちの住む街が安全でないと感じています。法律は施行されないか、不公平に施行される。毎日、物事が動かなくなる。政府は信頼できる存在から、敵対的でないにしても気まぐれな存在に変わる。

多くの人々が変化のスピードに不意を突かれることになるでしょう。
物事は急速に変化しており、細心の注意を払わない限り、そのすべてについて行くのは本当に難しいのです。

この記事の情報に触れたからには、もうボーっとしている暇はありません。これは訓練ではありません。私たちは本当に悪夢のシナリオに向かっているのです。

(ーーここまでが記事の内容です。ーー)

さて、、、

今回の記事は、かなり長い記事でした💦

状況が良くなる兆しはほぼゼロですね…以前もお伝えしておりますが、トウモロコシって家畜の餌から、食品・医薬品の添加物まで、本当に多岐に渡って利用されているものなので、今後も注視が必要…というか、もう注視する必要もないほど「不足」が明白、という感じがしますね。

今後、インフレ、スタグフレがより表面化するにつれ、やはり「鍵」となるのは、物を減らすこと、食事を減らすことだと思います。ずっと言っておりますけどね。

食事を減らすというと、なんだか「食糧危機の為に我慢して少ない食事でやりくりする」とお感じになる方もいらっしゃると思いますが、そうではありません。

いつもお話申し上げておりますが「KETO体質」へ移行(というか、戻す)した方が良いですよ、というご提案です。人間はそもそも1日1食程度で(もしくは半食)であっても、食べるものの内容によっては「十分足りる」ように出来ています。

「空腹だと力が出ない」という状況は、まだまだ身体が「糖」で回っている「糖代謝」の状態である、ということで、KETO体質になれば基本的には空腹は感じません。もちろん麻痺しているということではなく。

人間を含め、本来動物というものは、空腹時に最も力が出るようになっています。お腹いっぱいのライオンが、俊敏に動いて狩りをする姿、想像できますか?出来ませんよね笑

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空腹だからこそ、狩りのパフォーマンスが上がるんです。

人間も同じです。お腹がいっぱいでは、パフォーマンスは下がります。

明日は金曜日ですし、せっかくなので、この週末、半断食(16時間ファスティング)に挑戦してみてはどうでしょうか?

では今日はこの辺で。

皆さんの健康が守られますように!

アメリカ農業関係者の警告。「来るべき食糧不足は私たちが言われているより、酷いものになるだろう。」」への2件のフィードバック

  1. ぱたぽん

    そうそう、豆の保存方法ですが、
    瓶か、紙袋に入れるのがいいみたいです。
    大豆と緑豆を備蓄しようと思っています。
    もやし作れるし、緑豆のお豆ご飯好きなんです。
    昔、不食の人の本を読んだこと思い出しました。
    食べないと死んじゃう!って嘘?
    食べなくても大丈夫!って知ってると楽かも。
    なんか、空気中からプラーナとかいう物質を吸収して生きてるらしい。
    曖昧な記憶ですが。
    私は食べること好きですが、少食です。

    返信
  2. sonaerusan 投稿作成者

    ぱたぽんさん
    私も緑豆は備蓄しようと思ってました~!そうそう、仰る通り「もやし」作れるんですよね。
    わたし「もやし」大好きなんです笑
    プラーナを食べている人、ブレサリアンと呼ばれる人達ですかね?!
    私はそこまでの境地には到底及びませんが、、、
    NASAだったか、どこかの大学だったか忘れましたが、
    不食の研究で「この人は不食」だと公式に認めた人は、
    たしかインドのYOGAマスターだったと思います。
    すごいですよね…

    返信

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