インフレがあなたのクローゼットにやってくる。世界的な赤字で綿花価格は10年ぶりの高値に…

投稿者: | 2022-02-08
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【参考記事】

https://www.bloomberg.com/news/articles/2022-01-31/cotton-hits-fresh-decade-high-as-shortages-fuel-bulls

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(ーーここから記事の内容になります。一部割愛、要約、追記しました。注釈部分は私個人の意見です。ーー)

今、世界のファッション業界は回復の兆候を見せつつあります。
アパレルの小売業者は、需要が回復するにつれて安堵のため息を付いていますが、消費者は高い代償を払うことになるでしょう。

なぜなら、2022年、ファッション業界幹部の約3分の2は、サプライ チェーンの混乱によるコスト増を見込んでいるからです。「State of Fashion 2022」のレポートによると、すべての衣類とアパレルの平均価格は約3%上昇すると予想されています。

また、約15%の回答者が「衣料品とアパレルの価格が10%以上跳ね上がる可能性がある」と回答しています。

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ファッションのインフレは、輸送混乱や輸送コストの上昇だけでなく、商品価格の高騰も原因となっています。ブルームバーグは、「世界的な繊維不足が、多くの工場を圧迫している」ため、綿花の先物が10年ぶりの高値まで高騰したと報じています。

ブルームバーグによると「コンスタントな供給が途絶えたことと、輸送コストが高騰したことにより、業界では(綿花の)備蓄を取り崩している状況で、にも関わらず、新しい綿花は入荷されず、補う事が出来ないため、綿花の備蓄は実質的に消滅している。」と述べました。

(注釈:コンスタントな供給が途絶え、コストが高騰するから備蓄を使用する…けど、コンスタントな供給が…という、エンドレスな理由により、ですね。)

繊維の価格が高いということは、シャツ、ジーンズ、ドレス、スウェットなど、多くのものにインフレが起こるということです。

ミシシッピ州立大学名誉教授でコンサルタントのO.A.クリーブランド氏は、「世界中の綿花の需要は、全く満たされていない。」と、述べています。

「業界団体Cotlookは金曜日、2021~22年の、綿花における世界の需要と共有のバランスを「赤字」とし、これは同期間で2度目の赤字となりました。これは、輸出国トップの米国とインドの生産量が減少していることを理由にしています。

更に「肥料を含む作物投入コストの高騰により、来シーズンの作付け増が疑問視されている。」と、ブルームバーグは述べています。

自分の好きな衣料品ブランドの価格が上昇し続けたとき、消費者がどのように行動するかはまだ不明です。(注釈:いわゆる顧客離れというやつですね。)当然のことながら、価格上昇によって消費者が買い控えをする局面も出てくることになるでしょう。

(ーーここまでが記事の内容です。ーー)

さて、、、

正直申し上げて、私自身は「あんまり困らない。」と思いました。

大量生産、大量消費の象徴とも言うべき、ファストファションです。そんな、環境に悪いものは、無くなって良いと思っています。

私も20代~30代前半までは、何だかんだと安い洋服を買っては飽きて、捨てて…という事を繰り返してきました。本当に、今思えば情けないお金の使い方をしていたな、と恥ずかしく思います。

10年以上持っている洋服なんて「礼服」だけです。

ショッピングモールに行っても、リサイクルショップに行っても、山のように洋服が並んでいますから、もういい加減、適当に買って、飽きて、売る(or捨てる) のは、卒業したいと思いました。

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言わずと知れた…

ただ、気になったこともありまして、成長段階の子供の服は、どうしても買い替えが必要なので、そこをどう調達していこうか?だったり、衛生的にちゃんとしたものが必要な、医療・介護の現場は、ちょっと大変になるだろうな…とか、防寒着はしっかりしたものを持っておく必要があるだろうな、とか、肌が弱い方で、コットンじゃないと肌荒れしてしまうような方は、肌着類を来年の分も購入しておく方が良いのかな、とか、

個人レベルで言えば、これぐらいの事が「支障」となり得るかなあ…と思ったのですが、私が思いついたのはこれぐらいです。

因みに私は、洋服は(洋服以外も)リサイクルショップで全然いいと思っているタイプです笑

色んなものが不足し始めて、高騰するとなると、やはり少し不安に思う方もいらっしゃるかも知れませんが、これはどうみても、より良い世界になるための「膿出し」期間なのだと感じておりまして、それと同時に「執着を捨てられるか?」というところを、問われているのだろうな、と思います。

これまでと同じ生活に執着する(=貧乏になりたくない)、今の仕事・ポジションに執着する、高騰していく様々なモノへの執着…

あれも、これも必要だから、買っておかなくちゃ…って、思いこまされていませんか?と。

世界中で「値上げ、値上げ」の情報が飛び交っておりますが、本当に必要なものと、そうでないものをきちんと見極める、いい機会なのだろうな、と思います。

では今日はこの辺で。

皆さんの健康が守られますように!

インフレがあなたのクローゼットにやってくる。世界的な赤字で綿花価格は10年ぶりの高値に…」への2件のフィードバック

  1. ぱたぽん

    靴は大丈夫なのかな?
    ゴムとか不足しないのかな?
    複合素材だなって思って
    2歳未満の子どもを育てる妹に、靴を
    来年と再来年分買っときって
    言ったら、はあ?って
    いう反応でした。笑
    ぞうり履けばいいか〜藁ぞうりいいよね〜

    返信
    1. sonaerusan 投稿作成者

      ぱたぽんさん
      ゴムも不足しているというニュースを見かけた記憶があります。
      自動車のタイヤに影響が出そうとかなんとか…うろ覚えですみません
      いざとなれば「草履」「下駄」は良いですね!
      冬場はちょっと寒そうですが…( ;∀;)

      返信

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