国際エネルギー機関のトップ「欧州はロシアの完全なガス遮断に備えるべきだろう。」という警告。

投稿者: | 2022-06-27

【参考記事】

https://www.ft.com/content/f7990162-395f-488e-9d23-13f3cce83e24

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「欧州はロシアの天然ガス供給が完全に停止した場合に備えるべきだ。」と、国際エネルギー機関のトップがフィナンシャルタイムズのインタビューに答えた。

国際エネルギー機関のトップであるファティン・ビロル氏はFT紙に対し「ヨーロッパは、ロシアのガスが完全に遮断された場合に備えて準備するべきだ。冬が近づくにつれ、ロシアの意図がより理解できるようになる。今回の削減は、ヨーロッパが貯蔵所を満たすのを避け、冬の間、ロシアの影響力を高めるためのものだろう。」と述べました。

このようなシナリオの最悪の影響に対抗する手段として、ビロル氏は欧州各国政府に原子力発電所を稼働させ、その他の非常事態対策も講じるよう助言しています。

「冬が近づくにつれ、欧州の政府による需要対策はますます深刻になるだろう。」とビロル氏はFTに語り、ロシアのガス供給がさらに削減された場合、ガスの配給制が明確になる可能性があると付け加えました。

過去3ヶ月の間に、ロシアはルーブルでのガス代支払いを拒否したヨーロッパ諸国への供給を停止しています。また、ノルドストリーム沿いの流量を大幅に減らし、フランスへの供給を事実上停止し、ドイツへの流量も約60%減少させました。

EU最大の経済大国であるドイツは、ロシアのガス供給が完全に停止した場合、確実に景気後退に直面すると、今週、業界団体が警告しました。BDIは、今年のドイツの成長率予測を3.5%から1.5%に引き下げ、ロシアがガスを断てば、景気後退は必至だと述べました。

一方、失われたガス供給を補うために、ドイツ、オーストリア、オランダは石炭発電所を再稼働させています。IEAのビロル氏はFTのインタビューで、再稼働は一時的なもので、(CO2の)排出量の増加がどうであれ、将来の再生可能エネルギー設備で相殺されると弁明しています。

(ーーここまでが記事の内容です。ーー)

原子力ねえ…

原子力と言えばフランスなので、近隣諸国のエネルギー問題を解決する風にして、小型原子炉を売るんでしょうかねえ…まあ、私には分かりませんけど。

では今日はこの辺で。

皆さんの健康が守られますように!

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