北京、中国初のCOVIDワクチン義務化を社会の猛反発を受け、わずか48時間で撤回。

投稿者: | 2022-07-13

画像お借りしました。

https://www.bloomberg.com/news/articles/2022-07-08/beijing-revokes-first-ever-vaccine-mandate-after-public-outcry

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一般的には、米国は自由の国、勇者の故郷であり、中国は個人に権利がなく、政治的寡頭制が常に思い通りになる専制的権威主義国家、という事になっている。

アメリカやヨーロッパでは、愚痴をこぼしながら、しかし最終的には実験的なmRNAベースのワクチン接種に同意し、2度、3度と接種している。

ブルームバーグの報道にあるように、先週、北京市の指導部は中国初のCovid-19ワクチン義務化を展開した。この政策では、一部の職業にブースターを義務付け、映画館やスポーツジムなど人通りの多い公共の場への入場はワクチン接種者に限定される、というものだ。

中国の国民は恐怖のあまり国家に逆らえないため、ヨーロッパやアメリカとは異なり、多くの住民がソーシャルメディアを使って「義務化を自分たちの権利の違法な侵害である」と宣言した。

(ネット上の意見に対する)北京市の反応も素早かった。北京市政府は、この政策を発表してから48時間足らずで撤回した。

その代替案として、72時間以上経過していないコロナ陰性検査結果を提出し、体温をチェックするだけで、すべての公共施設に入場できるようになると、正体不明の当局者(注釈:誰?正体不明?)が、木曜日夜遅くに発行された国営の北京日報のインタビューで、

「市は今後も自発的な、十分な情報を得た上での同意に基づく予防接種を推進する。」と、語った。


水曜日に発表され、7月11日に施行される予定であったこの政策は、映画館、博物館、劇場などの公共の場への立ち入りをワクチン接種者に限定し、特定の職業の労働者には予防接種を義務付けるというものであった。

共産党の支援を受ける環球時報の元編集長で、有力な論客である胡志人氏は、自身の微博アカウントで「この逆転は、世論の力を示している」と述べた。「中国社会は政府によって支配されているが、彼らは国民の反発を前にして、適時対応している。つまり、ワクチン義務化を違法とする国民の見方を受け入れている、ということだ。」


ブルームバーグのアダム・ミンター記者が書いているように、中国の権威主義者が世論の反対で引き下がることはめったにないが、今回の件で北京当局は、彼らがいかに慎重に世論を監視し、それを管理しようと苦労しているかを思い起こさせるものである。

実際、プロパガンダ紙がいかに熱心に国民を説得しようとも、国家の強制力がいかに武装していようとも、結局のところ、権力を握っているのは国民であることを思い知らされることになった。

ブルームバーグは、国民の圧力に屈することで、北京は「国民の怒りを制御し、受け流す能力が、絶対的なものではないことを、不注意にも国民に晒してしまった。」と指摘する。同メディアはさらに、「民主主義国の対応者と同様に、中国の指導者も民衆の怒りに配慮しなければならない。そして、中国のナショナリズムが高まっている今、こうした民衆の流れはアジアと世界の平和と安定に有害な結果をもたらす可能性がある。」と続けた。

独裁的な中国が、たった2日でワクチン接種の義務付けを撤回したのに対し、「民主的」な国(注釈:民主的な国とは、西側諸国の事を指しています。)は、国民にいくらでも自由に治験を行い、しかもほとんど異論なく課すことができる。滑稽な話だ。

しかし、ゴールドマンのリッチ・プロボロツキーは、今日のモーニングノートで次のように書いている。

「突然(支配体制が)変わることはないだろうが、もし国民の不満が、ゼロ・コビッド・ポリシーの変更につながるなら、注目すべきことだろう。」と。

つまり、北京がワクチン接種の義務付けを廃止した一方で、上海は再び閉鎖的な状況に直面する可能性があるという事だ。


上海では、Covid-19の患者数が増加し、2ヶ月の試練を乗り越えてから5週間足らずで再びロックダウンに入るのではないかという懸念が高まる中、住民の緊張が広がっている。

月曜日には59人が新たに感染したと報告され、4日連続で50人以上の感染者が出ている。約1週間前の1桁台から急上昇したのは、オミクロン亜型のうちより感染力の強いBA.5亜型が検出されたためで、金融街の16地区のうち9地区と、その他の地域で今週火曜日から木曜日にかけて2回の追加検査が実施された。

中国の厳格なゼロコロナ政策は、他の地域で患者数の増加に拍車をかけている亜種の登場で、全国的に流行が再燃しているため、再開の気配を見せている。

しかし、北京と同じように(注釈:北京市民がネット上で接種義務化に猛反対したように)数千万の上海市民もまた、自分たちの手で問題を解決する可能性があるだけだ。

(ーーここまでが記事の内容です。ーー)

いつになったら目覚めるのか…

長い記事にお付き合い下さりありがとうございます。

いかに、一般人の結束が求められているという事が、良く分かるニュースでした。

C国のように分かりやすい支配がされると、追い込まれた一般人もまた立ち上がりやすいですが、日本の一般人は、真綿で首を締めるように、じわじわ追い込まれていますので、気が付きにくいんですよね、自分たちが追い込まれているのだという事に。

なので、まだちょっと時間がかかりそうだな、と思った次第です。

事が動くのはやはり2023年末頃かなあ…

では今日はこの辺で。

皆さんの健康が守られますように!

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