「冷静にエアコンを切る…」という、 日本の省エネは欧州の手本になる。(というロイターの記事。)

投稿者: | 2022-07-29

※いやいや、切らざるを得ない日本の一般人の安い賃金についても報道しておくれ!と思いましたけどね… そして、日本人の真面目な「節電っぷり」は、本当に凄いですよ。

海外の電気の浪費っぷり、半端ないですからね。インフレだインフレだと騒いでいる割には、洗濯物は未だに乾燥機で乾かしているでしょうから。。。外に干しなさい、外にっ!!!

【参考記事】

https://www.reuters.com/world/asia-pacific/keep-calm-cut-air-con-japans-energy-saving-is-model-europe-2022-07-28/

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(ーーここから記事の内容になります。文章を分かりやすくするため、一部割愛、要約、追記する場合があります。(注釈:)部分は私個人の意見です。ーー)

 欧州がロシアのガス削減によるエネルギー不足に備える中、10年前の日本のエネルギー危機(注釈=東日本大震災時の事です。)は、照明を落とし、階段を上るなど、欧州の家庭や企業にとって生き残るための教訓を与えてくれるだろう。

EUのエネルギー相は火曜日、ウクライナ戦争によるロシアからの供給が不安定な中、加盟国が8月から3月にかけて自主的にガス使用量を15%削減する提案( https://www.reuters.com/business/energy/eu-countries-seek-deal-weakened-plan-cut-winter-gas-use-2022-07-26 )を承認した。

節電は、2011年3月の地震と津波による福島第一原子力発電所のメルトダウンの後、日本の国家プロジェクトとなった。

その後、ショッピングセンターではエスカレーターを停止し、工場では組み立て時間を短縮し、パチンコ店は点滅する光とうるさい音を発する機械、で有名ですが、一時的に閉鎖されました。

日本エネルギー経済研究所の田中耕一郎氏は、「当時、多くの日本人が『何とかしないと大変なことになる』と考えていた」と振り返る。

また、COVID-19のパンデミック時にマスク着用をほぼ完全に守らせたような、強烈な社会的圧力も一役買ったと田中氏は言う。

福島原発を運営する東京電力は、当時、発電能力の約40%を失った。

事故直後には史上初の計画停電を実施し、その後数週間は首都圏の電力を断続的に停止させた。結局、ガスと石炭による古い発電所を再稼働させた。

同年5月、政府は東京と北日本(注釈:東北のことでしょうね。)の市民と企業に対し、夏のピーク時に15%の電力抑制をするよう促した。日本では今年もエネルギー供給の逼迫に直面しており、同様の措置がとられている。

2011年の震災後すぐに、ほとんどの日本企業は照明のスイッチを切り、エレベーターを停止させ、緊縮財政モードに入った。環境省は、ピーク時に半分以上のプリンターの電源を切ったり、社員には飲み物を持参させて自動販売機の電源を切るなどし、さらに25%の削減を目標に掲げた。

プロ野球チームやサッカーチームは、照明の需要を減らすためにナイターを中止し、試合を午後に移しました。職場の管理職は、夏には薄着になるという政府の「クールビズ」キャンペーンを取り入れるよう従業員に奨励した。

自動車メーカーの日産自動車は、昼過ぎのピーク時の送電網への負担を軽減するために工場のシフト時間を変更し、コンビニエンスストアチェーンのローソンはLED電球に切り替え、多くの店舗にソーラーパネルを追加した。

国民は原子力反対ムードになり、2013年後半には、日本の電力の約4分の1を供給していた54基の原子炉をすべて停止させた。

エネルギー不足を補うため、日本は液化天然ガス(LNG)、石炭、石油といった化石燃料に目を向けた。カタールからのLNG輸入は震災後急増し、2012年には2010年の2倍以上の1566万トンに達した。

エネルギー輸入の増加は、2011年に日本が31年ぶりに貿易赤字を記録した要因の一つである。地震とエネルギー不足の余波で景気は後退し、世界金融危機からの回復の足かせとなった。

国内総生産は事故のあった四半期に0.9%減少し、2011年全体では横ばいとなった。

田中氏は「東部と西部で電圧規格が異なるため、国内での負荷分散が難しい。」と述べた。

(注釈:関西と関東で電圧が違う理由は→こちら。)

「欧州の場合、送電網でつながっているので、どこからか最後の手段が来るという感覚が残っているのかもしれない」と述べた。

「日本では、そんな余裕はない。私達(=送電網は、日本国内)だけなんです。」

(ーーここまでが記事の内容です。ーー)

さて、関東と関西で、電圧がちょっと違うのですね?!恥ずかしながら、存じ上げませんでして…

画像お借りしました。

【なぜ違う? 関東・関西のHz(ヘルツ)が違う理由】→こちら。

この年になっても、知らないことが多いなあと、つくづく思います。生涯、知りたい事を(それが真実かどうかは、別としてw)自由に調べられる世界が続くことを願います。

では今日はこの辺で。

皆さんの健康が守られますように!

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