卵の価格が47%上昇。米国の食費は制御不能に…

投稿者: | 2022-08-12

【参考記事】

https://www.thecentersquare.com/national/food-prices-rise-fastest-rate-since-1970s/article_e9422bca-18a9-11ed-adae-33b70fe711f1.html

https://finance.yahoo.com/news/eggs-prices-us-jump-47-001717350.html

https://www.zerohedge.com/personal-finance/us-consumer-price-inflation-slows-july-real-wages-continue-tumble

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(ーーここから記事の内容になります。文章を分かりやすくするため、一部割愛、要約、追記する場合があります。(注釈:)部分は私個人の意見です。ーー)

今、彼ら(エリート達)は価格が劇的に上昇することは良いニュースだと私たちを説得しようとしています。

冗談だろう?

我々の生活水準は組織的に破壊され、日を追うごとに多くのアメリカ人が中流階級から脱落しています。 政府は7月の消費者物価指数が前年同月比8.5%上昇したと発表したばかりです。

もちろん、多くのアメリカ人が、政府の発表するインフレ率の数値に対して、異議を唱えています。

インフレ率の計算方法は、何年も前から何度も変更されているからです。 shadowstats.comのJohn Williamsが指摘しているように、

もしインフレ率が1980年当時の方法で計算されていたとしたら、1970年代のジミー・カーター時代よりもはるかに高い数字になっていたでしょう。 とはいえ、現在、国家的な危機であることに変わりはありません。
確かにアメリカのエネルギー価格は少し下がり、多くのアメリカ人はそのことに感謝しているようですが、この状態がいつまでも続くとは限らないので、油断禁物です。

一方、食品のコストは、制御不能の状態に陥り続けています。

「食品価格は1970年代以来最速で上昇」


しかし、いくつかの食料品店では、価格がさらに速く上昇しているようです。

BLS(アメリカ合衆国労働統計局)によると「家庭用食品指数は、過去12ヶ月間で13.1%上昇し、1979年3月までの期間以来最大の12ヶ月間の上昇となった。家庭で食べるその他の食品は15.8%上昇し、シリアルとベーカリー製品は15.0%上昇。残りの主要な食料品店の食品群は、9.3%(果物や野菜)から14.9%(乳製品や関連製品)までの増加率を記録した。」とのことです。

この数字は、実に酷いものです。

皆さんも、食料品店を訪れると、価格が上がっていることにお気づきでしょう?

個人的には、たった25ドルでショッピングカート一杯に食品を詰め込めた時代のことを今でも覚えています。今は25ドルで何ができるのでしょうか?

昔は卵はいつもかなり安いものでしたが、政府の発表によると、卵の値段はこの1年で47%も上がったそうです。



小売分析会社のインフォメーション・リソース社によると、インフレは朝食に大打撃を与えており、食料品店での卵の価格は7月に昨年比でなんと47%も高騰しているそうです。

47パーセント!?

クレイジーだ…

もちろん、鳥インフルエンザの大流行で何千万羽ものニワトリが死んだことが、価格高騰の主な原因です。

数日前にも詳述したが、いくつかの大きな問題が重なって、世界の食糧生産に「パーフェクト・ストーム」が起きているのです。 ウクライナ戦争、肥料価格の高騰、極めて奇妙な気象パターンなどは、世界の食糧供給が逼迫している理由のほんの一部に過ぎないのです。

つまり、食糧インフレはすぐには解消されないというのが実情なのです。

実際、2023年には世界の食料価格は、大幅に上昇すると予想しています。なぜなら、この先数カ月、地球上の食料生産は、これまでと比べて、予想をはるかに下回るからです。

私たちの給料が同じように上がるのであれば、物価上昇に対応できます。

しかし、言うまでもないが、そうはなりません。実質、週給の平均は、16カ月連続で減少しているのです。


つまり、政府が出している高度に操作された数字でさえ、我々の生活水準が16ヶ月連続で下がっていることを示しているのだ。

実に、痛い…。

この先、この傾向(注釈:食費の値上げ+給料の減少=ハイパースタグフレーションと言っても良いかも知れませんね。)は、さらに加速すると思われます。欧米諸国では暖房費の高騰が予想されており、これは決して良いことではありません。

特にヨーロッパはそうでしょう。 ロシアの天然ガスに依存するのは非常に愚かなことで、ウクライナの戦争ですべてが変わってしまいました。

英国では、この冬は暖房費がべらぼうに高くなり、国民のかなりの割合が、経済的に苦境(注釈:=貧困層に成り下がるということですね。)に立たされると予測されています。

ウクライナ戦争のせいで、家庭のエネルギー料金は前代未聞の高さにまで高騰しようとしているのです。

この予測は、同じく火曜日に発表された調査会社コーンウォール・インサイトの新しい推定に基づいている。それによると、平均的な家庭のエネルギー料金は、10月から年間3582ポンド(4335ドル)、1月から4266ポンド(5163ドル)に達する見込みで、これは1カ月に約355ポンド(430ドル)に相当する。

ウクライナ戦争がこれほど大きな痛みをもたらすのなら、イランとイスラエルが戦争になったら、世界のエネルギー市場はどうなるのだろう。

そして、米国が中国と戦争になったらどうなるのだろう…

(注釈:日本はどうなるのぉぉぉぉぉぉおおおおおお( ;∀;))

それらの紛争が勃発するのは時間の問題だと、私は警鐘を鳴らし続けています。

一方、地球上の食糧生産は、干ばつ、洪水、深刻な肥料コスト、グローバルなサプライチェーンの問題によって、破壊され続けることになるでしょう。

我々の指導者たちは、ほんの1年ほど前に、「インフレは一過性」だと言いましたが、それは全くの誤りでした。

そして今、その指導者達は「来年はもっと良くなる!」と言っているのです。
それを信じたい人は信じていればいい。

しかし、今、世界の食糧生産は大きな危機に次ぐ危機に見舞われており、その結果、食糧価格は今後しばらくの間、上昇の一途を辿ることになるでしょう。

(ーーここまでが記事の内容です。ーー)

さてさて、台風が来ますね。

東海地方、直撃っぽいので、今日は「台風の備え」を色々やろうと思います。

まあ、水を溜めて、停電の準備をして(バッテリー満タンにしておく。)あとガソリンも満タンにして、あとは家庭菜園ですね。プランターは非難させて、家の周りを片付けて、、、とか、その程度ですけれど。あとは買い物に行くぐらいですかね。

東北地方で、大雨による災害・被害が相次いでおりまして、心を痛めております。

被害に遭われた方々の「生活の復旧」が、1日も早くなされますように、心の傷が早く癒えますように、お祈り申し上げます。

では今日はこの辺で。

皆さんの健康が守られますように!

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