ドイツ初の地区停電シミュレーションでは、96時間で400人が死亡。

投稿者: | 2022-09-28

※本当にシミュレーション好きですよね… … …あ、シミュレーションするってことは、、、やはり、そういうことなのでしょうかね。

【参考記事】

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(ーーここから記事の内容になります。文章を分かりやすくするため、一部割愛、要約、追記する場合があります。(注釈:)部分は私個人の意見です。ーー)

 ドイツの自治体では、広域停電の具体的な影響を想定し、本腰を入れて準備を進めています。(エネルギー危機に備えて、ってことですね。)

ヘッセン州のラインガウ・タウヌス管区では、ドイツの401の管区および都市部の中で、今回初めて、ベルリンの専門会社が停電時の脅威を調査・シミュレーションし、可能性が高まっている事態に備えることになりました。

ペディア先生から画像お借りしました。


これ(シミュレーション)によると、96時間以内に400人の死亡が予想される、という結果になったとのことで、

まず、24時間後に、家畜が死亡、変電所が故障し、水のタンクは枯渇。そして、略奪や火災が起こり、経済的な被害は数億円にのぼる、と算出されました。

ロベルト・ハーベック連邦経済大臣とは異なり、クリスチャン・ロッセル消防署長は、現在のところ、停電の危険性はガス欠(ガソリンの方ですね。)よりもはるかに高いと考えています。

【ドイツ当局も危険性を認めている】


広範囲に及ぶ停電は、悲しいかな、もはや不吉な陰謀論者のホラー童話ではなく、(ドイツ)当局はその危険を現実のものと考えています。(ただし、それが自作であり、彼ら自身の破滅的政策の結果であるという事実は隠蔽しているようだ。)

(注釈:上部のオレンジ太字部分は、筆者の意見でして、私の意見では無いです。まあ、私も共感しますけどw)

 ドイツ市町村協会(DStGB)は警鐘を鳴らしており、ドイツの送電網に過度な負荷がかかる可能性があると警告している。悪いことに、都市や自治体はこのようなシナリオに対して全く備えていません。



「ブラックアウトのリスクがある。」 と、ドイツ市町村協会のチーフエグゼクティブGerd Landsberg(ゲルト・ランズバーグ)は、ドイツの週刊誌Welt am Sonntag(ヴェルト・アム・ゾンターク)に語りました。

 現実的なシナリオは「ハッカー攻撃」と「電力網のオーバーロード」の両方です。( たとえば、今年天然ガスの入手が出来なかった場合、65万のファンヒーターが、グリッドに接続されるという状態になる可能性があるということ。)

この場合、ランズバーグ氏は「広範囲な停電の発生は否定出来ない。」と明言しています。

 連邦政府はこの状況を認識していながら、本来の対応をしていません。電気が来なくなったらどうなるか、国民一人ひとりが認識しなければなりません。

水も出ない、ガソリンも入れられない、2日後には携帯電話の充電もできない。それに対応した備えは全くない人がほとんどでしょう。

(注釈:おー、まさに、映画「サバイバルファミリー」っすね。)

予告だけでも全然危機意識変わると思いますよ。是非!


ベルリンに本部を置くドイツの独立系福祉団体Paritätischer Wohlfahrtsverband(直訳すると、ドイツ平等福祉協会というみたいです。)は最近、爆発的なエネルギーコストの結果「福祉施設などの生活が、かつてないほど脅かされている」と警告しています。

(注釈:そういえば、アメリカ在住時に、うちの子が通ってた幼稚園も、学費が上がったって言ってましたね。)

例えば、退職者施設や老人ホームは、急増するコストのために経営を圧迫されつつあります。

連邦民間社会サービス事業者協会(BPA)は、「エネルギーコストの上昇、インフレ、ベテランの労働者(介護士さんの事だと思います。)の不足からくる負担に耐えられず、これらの一連の危機によって、一部の事業者は破綻するだろう。」と予想しています。

ブルームバーグによれば、こうしたことはまだ始まりに過ぎないでしょう。連邦政府が発表した650億ユーロの金融支援策も、このような差し迫った状況を防ぐことはできないでしょう。

コメルツ銀行のエコノミスト、Jörg Krämer(ヨルク・クレマー)氏は、一方で、今回発表された措置は「国民の大部分がエネルギー価格の上昇の影響から(自分達は政府によって)守られる、という幻想を生むだけだ。」と警告している。


(注釈:だからまあ、政府に依存する人が増える、ってことは、自分の身を自分で守らない人が多い事になるわけで、そうなると死者も増え、社会不安も爆増する、ってことになりますね。)

【停電になったらどうしますか?】

 広域停電が起きると、もう何も動かなくなります。

まず、インターネット(注釈:もっといえば、基地局丸ごと動かない、でしょうかね。)、固定電話、暖房器具が故障し、移動体通信やデジタルラジオがそれに続きます。

ガソリンスタンドではガソリンが不足し、電子マネーや決済システムは故障し、食品は冷やせなくなるため保存が出来なくなります。

病院、介護施設、水道の供給・処理会社などは、万が一ブラックアウトが起きても、稼働できるようにしておかなければならなでしょう。

ロッセル消防署長(注釈:最初の方に出てきた方ですね。)は、「区では、電力供給を確保できない。」と明言しました。ランズバーグ氏と同様に、彼もまた、市民に14日分の食料と飲料水を備蓄するよう助言しています。

(注釈:14日分で足りる~?!)

区は、行政や市民保護が機能して、緊急援助が調整できるようにします。そのためには、危機管理チームのサーバーや衛星を利用した通信システムのための電力を「設備保安」で確保しなければなりません。

現在の非常用発電機は16時間連続運転が可能です。しかし、警察や消防、救助隊も(オイルが)1日数万リットルは必要になるため、暖房用オイルの供給会社と交渉中のようです。

これらのシナリオはいずれも、イデオロギー主導の政治と数十年にわたる重要インフラの放置により、有事の際に完全に崩壊するかどうかの瀬戸際にある国を示しています。

 さらに、最後の3基の原子力発電所の停止計画により「負荷不足」のリスクがあり、ある地域ではドイツの電力需要全体をカバーできなくなる。そうなると、産業界などの大口電力消費者は、自主的に、あるいは強制的に電気を止めなければならなくなります。

 国民は連邦市民保護・災害支援局(BBK)の勧告にほとんど従いません。

つい最近、7月にドイツ経済大臣ロベルト・ハーベックがこう宣言しています。

「われわれは現在、ガスの問題を抱えているのであって、電力の問題を抱えているのではない。」と。

当時、この発言は、ドイツに残る3基の原子力発電所の運転継続を阻止するための、プロパガンダ戦略の一環であったのでしょう。

こうしてハーベックは何十万人もの市民にファンヒーターを買わせたのです。

ドイツ市町村協会のボスである、ランズベルクは今、ドイツの電力網が停止してしまうのではないかと恐れています。(注釈:多くの人が、ガスの代わりに電気で暖を取ろうとするから、送電網に負荷がかかり過ぎてショートするってことですね。)

ドイツには「警報の日」というものがあります。テスト警報によって市民保護措置の機能をテストする日であり、今年は12月8日に行われる予定です。

ちなみに、2年前の2020年9月10日に行われた「警報の日」の試みでは、警告アプリさえ機能せず、惨憺たる結果に終わっていあます。

実際の大災害の際、多くの市民はまったくアラート情報を受信出来ませんでした。

内務省はテスト警報のことを「失敗した」と表現していました。ミュンヘン市消防局の広報担当者は当時、「冷戦終結後、サイレンは撤去されたので、この街には何年もサイレンがなかった。」と語っていました。ベルリンの広い範囲も同様です。

2021年、BBKは事前に「総合的なテスト」を設定することになっていたため、警報の日のテストは行われませんでした 。そして、今年の警報発令日は、Cell Broadcastの試験に合わせて12月に変更されました。これは、ある時刻に電波の届く範囲にいる携帯電話ユーザー全員に、SMSのようなメッセージを送る仕組みです。2020年に失敗した警告アプリ「Nina」や「Katwarn」とは異なり、スマートフォンを持っていない人にも届く、というものだそうです。

ドイツの現状を考えると、せめてこのシステムが機能することを願うばかりです。

(ーーここまでが記事の内容ですーー)

思いのほか、長い記事でした。。。

さて、長期間電気が止まったらどうなるか?ということなのですが、その辺りは、映画「サバイバルファミリー」をご覧頂ければ、だいたい分かります。

まだご覧になっておられないかたは、ずぇひ! もう是非是非ご覧頂きたいですね。

ご覧になる際は、必ず「筆記用具」をご準備下さいませ。

何を準備しなければならないのかを、書き留めたくなると思いますので。

出演:小日向文世さん・深津絵里さん 他
映画「サバイバルファミリー」

https://amzn.to/3HXtd9e 

因みに私は、5回ぐらい観てます。

で、私がこの映画を参考に購入した物や、日ごろから準備しているものがあって、いくつかご紹介しますと、

・自転車(購入)

・小銭(百均で買った小銭ケースは、500円玉以外は満タンです。2ケース目に突入しようか考え中。)

・お風呂には、いつも水を。

・ペットボトルの水は、少し増やして、今家族3人で1カ月は、もつ計算です。

(1日2リットル×3人×30日、です。)

・常温で保管が出来る食品(主に、お米と缶詰です。)

・日々の食品は、すぐに冷凍するか、常備菜にする。

・洗濯物はこまめに(我が家は、家族3人ですが、朝晩2回です。)

・肌の弱い子供の下着は、少し多めに準備。(特に夏物は多め。)

・充電できるもの(掃除機とか)は、使うたびに充電しなおす。

・洗濯物を干すついでに、ソーラーランタンも干す。(ていうか充電する。)

・百均に行くたびに、ガスボンベがあれば3本だけ(マイルール)買う。

・朝、水筒(ポット代わりに、アウトドア用の大きい水筒を使ってます。)にお湯をいっぱいにしておく。

あと、何をやってるかなあ…

今思出せるのはこれぐらいですね。

まあ、冒頭にも書きましたが「シミュレーションしてる」ってことは「そういうシナリオ」になってる可能性が高いように思いますので、今年の冬に、ヨーロッパがどういうことになるのかを、しっかり見ておく必要はあるだろうな、と思っています。

とにかく、今年の冬は、寒くなりそうですので、断を確保する手段は、様々にご準備なさっておくことは大事かなと思います。

では今日はこの辺で。

皆さんの健康が守られますように!

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