ドイツの食肉業界は、スーパーマーケットの棚が空になり、食肉価格がさらに40%上昇すると警告している。

投稿者: | 2022-11-24

※ざっくりですけれど、1000円のお肉が1400円になる…という計算で合ってますかね?さ、算数が苦手でして。。。にしても、昆虫食への誘導がすごいですね。

【参考記事】

https://www.zerohedge.com/political/german-meat-industry-warn-empty-supermarket-shelves-another-40-jump-meat-prices

https://www.welt.de/wirtschaft/plus242128743/Fleisch-Leere-Regale-und-40-Prozent-teurer-Hersteller-warnen-vor-Ernaehrungskrise.html

当ブログの一部、及び全部を無断転載、再編集など行なうことはお控えください。 商用目的ではない個人ブログやYoutubeを含むSNS等での引用は、こちらのブログ元のリンク( https://sonaeru-san.com/ )を明記いただければ、問題ありません。

ブログ内でご紹介する内容は、病気の診断、治療、治癒、予防、あるいは生命の保護を保証するものではありません。 当方は医療従事者ではございません。製品等の選択、ご購入、ご使用に関しては、ご自身でご判断いただくか、かかりつけ医にご相談して頂きますよう、お願い申し上げます。

当記事は海外サイトからの引用が多く含まれます。出来る限りエビデンスが確認できる情報を掲載しておりますが、エビデンスを確認し切れない場合もございます。

最終的な情報の精査は、ご自身のご判断になりますことをご理解下さい。

(ーーここから記事の内容になります。文章を分かりやすくするため、一部割愛、要約、追記する場合があります。(注釈:)部分は私個人の意見です。ーー)

ドイツの食肉業界は、特に豚肉に関する差し迫った供給混乱を警告しています。

食肉業界のある役員は、食肉に対する社会的な攻撃(注釈:脱炭素、とかですね。)と、植物由来の食品供給への移行の動きが盛んな、ドイツの現在の左翼政権にその責任の一端があるとしています。

Die Welt紙によれば、大手精肉店Westfleischのグループ販売責任者で、食肉産業協会(VDF)の役員でもあるHubert Kelliger(ユベール・ケリガー)氏は「4、5、6ヶ月後には、棚に何も並ばないだろう」と予測している、と言います。

ケリガー氏によれば、ドイツの食肉供給に影響を与える主な要因の一つは、畜産農家からの肥育豚の減少だと言います。また、中には、生産をあきらめて倒産する畜産農家もいるとのことです。

ケリガー氏は、「このことは、今後、数カ月後、必然的に(食肉の)在庫が少なくなることを意味している。その結果、消費者は、空っぽの棚に直面する機会が増え(肉類の)価格も大幅に上昇する可能性があるだろう。」と述べました。

「それ(食肉の値上げ率)が、20%なのか、30%なのか、40%なのか、今は明確な数値化が出来ないが、とにかく、大幅に上昇するだろう。」とケリガー氏は続けました。

このような値上げは、その他の食品が、既に相当値上げされていることが背景にあります。

ドイツでは今年、ジャガイモの73%値上げをはじめ、食品全体として40%の価格上昇が起きています。この先、さらに価格が跳ね上がれば、ドイツの消費者達にとって悲惨な結果になりかねません。

しかし、肉類の価格が劇的に上昇することは、植物性食品への転換を積極的に推進しているドイツ政府の意図に、実は合致しているのかもしれません。

ケリガー氏は、この(植物性食品への転換をドイツ政府が積極的に推進している)件に関して、政府への批判を、次のように述べています。

「現在のドイツ連邦政府は、畜産を廃止し、ドイツの食生活を野菜やオートミールに切り替えたいと思っているのだろう。しかし、ドイツでは90%以上の人が、まだ(日常的に)お肉を買って食べているのも事実なのだ。」と警告しています。

その主張を裏付けるように、ケリガー氏はGfKの消費者研究者による分析を紹介しました。さらに、2016年の調査では、ドイツ人の83%が週に数回お肉を食べ、ドイツ人の4分の1以上は、ほぼ毎日お肉を食べていることが判明しています。

ケリガー氏は、緑の党のチェム・オズデミル連邦食品・農業大臣が、食肉税を推進していることも非難しました。

画像お借りしました。



オズデミル大臣はt-onlineの取材に対し「私たちは全体的に肉を食べる量を減らし、(食べる場合も)適切な方法で飼育された動物の肉であることを確認するべきだ。」と述べ「惑星の境界線と私たちの健康のために、お肉の消費を適応させる(=減らす)ことだ。」と、助言しています。

緑の党の政治家たちは肉食を非難していますが、ドイツのほぼ全人口が定期的にお肉を食べているという社会的現実があります。

しかし、農業政策や環境政策によって、ドイツの食肉生産は抑制され、ドイツの食肉は、完全に外国産に依存しています。これは、ドイツがロシアのガスに依存し、それが破滅的な誤りであったことが判明したのと同様の状態を露呈させるものです。

VDF 理事会メンバーであり、食肉処理場 Tönnies の上級持続可能性および品質マネージャーである Gereon Schulze-Althoff (ジェリオン・シュルツ=アルトホフ)氏は「ドイツは現在、ヨーロッパ最大の食肉輸入国です私たちは今、いつお肉を提供できなくなるか、計算出来てしまうというところまで追い込まれています。」と述べています。

(ーーここまでが記事の内容ですーー)

今回は、ヴィーガンとか、牛・豚などの四つ足を食べないとか、その辺りの話には触れません。

あくまでも「どうやらドイツで、お肉も相当値上がりしそうだ。半年後には棚から消えそうだ。」という部分に焦点を当てています。。

まず、そもそもドイツの主食の一つである「ジャガイモ」が73%値上げというニュース。これは数日前のニュースですが、そのニュースの一部をご紹介させて頂きます。

現在、ジャガイモの価格は前年に比べて 73% も急騰しており、これはスーパーマーケットの食品の中で最も急激な値上がりの 1 つです。

ドイツ連邦統計局によると、全体的に食品の価格は昨年に比べて 40% 上昇しており、牛乳や肉などの特定の製品はさらに値上がりしています。

インフレ率の上昇は、ドイツの消費者に大きな打撃を与えています。ドイツ貯蓄銀行協会 (DSGV) の会長であるヘルムート・シュレヴァイス氏は

「ドイツの世帯の60% (2,500 万人に相当) が、すでに毎月の収入のすべてと貯蓄の一部を使って、国の生活費の上昇に対応している。これは、繁栄の喪失と富の消失が、いわゆる中流階級の一般人たちに影響を与えていることを意味している。」と警告している。

https://rmx.news/article/potato-prices-jump-73-in-germany-food-inflation-rises-40-overall/

ということだそうです。

食肉産業協会のケリガーさんが「食肉の高騰・品薄は政府の責任もあるだろう!」と仰っていますが、ケリガーさんの仰るように、やはり「昆虫食」へ誘導したいという政府の意思が強いなあと感じます。

不思議なのは、何故そこでいきなり「昆虫」なのか?ということです。どうして唐突に昆虫をチョイスするのか?ということ。その違和感がすごい。

お肉がダメだとしたって、豆類や穀類、野菜でもたんぱく質を含む食品は他にもたくさんあるはずです。

にも関わらず、「虫、推し」が凄い。 なにゆえ?

とはいえ、豆類穀類、野菜類も遺伝子組み換え激しいですから、どれもこれも安全という訳では無さそうですので、本当に安心して食べられるものを作って下さっている農家さん達を全力で応援しつつ、来年も庭先で、細々と「枝豆」は栽培せねばなあ…と思いました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です