米国の食料生産は非常に危険な方向へ進んでいる…

投稿者: | 2023-06-03

【参考記事】

https://www.zerohedge.com/political/us-food-production-has-taken-very-dangerous-turn-wrong-direction

https://www.wabe.org/georgia-peach-crop-decimated-by-bad-weather-warming-climate/

https://www.reuters.com/markets/us/shrinking-us-cattle-herd-squeezes-meatpacker-profits-2023-05-04/

(ーーここから記事の内容になります。文章を分かりやすくするため、一部割愛、要約、追記する場合があります。(注釈:)部分は私個人の意見です。ーー)

農家や牧場が十分な食料を生産しなければ、私たちは食べることができません。

だから、私たちはいつも、一生懸命働いてくれる農家や牧場の人たちに、心から感謝しなければならないのです。 しかし、ここ数カ月、アメリカ中の農家や牧場が相次いで災害に見舞われ、その結果、食糧生産が悪化しています。 ということは、近いうちに品薄になると思っていいのでしょうか? 残念ながら、その可能性が高いようです。 例えば、ジョージア州の今年の桃の収穫量の約9割が破壊されたと報道されています…。

ジョージア州で夏といえば、桃。

(アル・ピアソンさんは、5 世代にわたって運営されている家族の果樹園で栽培された桃を手にしています。※画像お借りしました。)

しかし、ジョージア大学の園芸学者によると、悪天候と気候の温暖化により、桃の収穫量の約90%が破壊されたとのことです。

ジョージア州フォートバレーにあるピアソン農場のロートン・ピアソン氏によると、これほどひどい状況は1955年が最後だと言います。

「ジョージア産の桃は、もう無い。ジョージア産の桃をスーパーで見かけることはないでしょう。」と、ピアソン氏は言います。

あなたは「では、その代わりにオレンジをもっと食べよう!」と思っているかもしれませんね。

残念ながら、今年は様々な要因が重なり、フロリダのオレンジ収穫量は56%減少すると予測されているのです。

フロリダの柑橘類産業は、1937年以来最悪の収穫量を記録し、オレンジファンにとってはスーパーマーケットで買い物をするのに躊躇するような状況です。

2022年のハリケーンシーズンによる被害と、柑橘類緑化病の影響が重なり、サンシャイン州のオレンジ作物は壊滅的な打撃を受けているのです。

米国農務省は1月、2023年に市場に出回るフロリダ産オレンジはわずか1800万箱で、昨年より56%減少すると発表しました。

フロリダの農家は、同州の最新の農業レポートによると、過去90年間で最小のオレンジ収穫量を記録したため、これにより、柑橘類の価格が全国的に高騰することになるでしょう。

とはいえ、フロリダオレンジジュースは店頭に並ぶと思います。ただし、とんでもなく高価な値段になるでしょうね。

さて、中部では冬小麦の収穫に重大な懸念があります。

カンザス州の冬小麦の4分の1以上が収穫できないかもしれない…というほど干ばつは深刻なのです。

カンザス州は、毎月のように十分な雨が降らないため、グレートプレーンズの一部を覆う頑固な干ばつの震源地となっています。

昨年、アメリカ西部のほぼ全域を襲った干ばつが収束したとはいえ、カンザス州ではさらに悪化している。カンザス州は、全米で最も深刻な干ばつに見舞われており、ここ10年で最悪の状態です。

カンザス小麦によると、もしすぐに雨が降らなければ、州内の小麦畑の4分の1以上が、農家が収穫すらしないような悲惨な状態になる可能性があるといいます。

小麦を使ったものを好んで食べている人なら、大いに気になるところでしょう。

(注釈:これを機に、是非グルテンフリー生活をして頂きたい!)

そして、米国の肉牛の飼育頭数が「1962年以降で最小」となっていることから、牛肉の供給も逼迫しています。

※画像お借りしました。

今、米国の肉牛の頭数は1962年以来、最も少ないのです。

干ばつと飼料費の高騰で、生産者は繁殖用に飼うのではなく、食肉処理に回すようになりました。牛を肥育する農家は、タイソン・フーズ社(TSN.N)、カーギル社(CARG.UL)、JBS USA (JBS.UL)など、市場を支配する食肉加工業者に対する販売交渉で力を持つようになりました。

この果てしない干ばつは、食糧生産に甚大な問題を引き起こすと警告してきたが、いよいよ、その日が来たのです。

しかし、2023年に米国で飢饉が起こることはないでしょう。

私たちは、まだ十分な食料を手に入れることが出来ているからです。

しかし、間違いなく食料供給は逼迫し、世界の多くの貧しい地域では、すでに飢饉が発生し始めています。

そして、不足し始めているのは食料だけではありません。

米国では医薬品不足が「記録的なレベルに近づいている」と報じられています…。

(注釈:最近、月1で定期更新しているはずだった「FDAの医薬品不足状況」の更新を、すっかり忘れております。申し訳ありません。今月より、再開致します。)

米国では薬剤不足が記録的な水準に近づいており、何千人もの患者ががんや命にかかわる病気の治療の遅れに直面しています。

病院では、鉛中毒を回復させる薬や、バイパス手術で心臓を止めるのに必要な無菌の液体を求めて、棚を探し回っています。冬のインフルエンザシーズンには、医師や患者が溶連菌感染症などの治療薬を必死に探しましたが、一部の抗生物質は、いまだに不足しています。

子供用のタイレノールでさえも、なかなか手に入りませんでした。

私たちは今、飽食の時代から、欠乏の時代へと移行しているのです。

私たちの多くは、店に行けば欲しいものが手に入るということに対し、これまで疑問を持ちませんでした。しかし、今、状況は急速に変化しており、全世界が確実に減少する資源を奪い合っているのです。

同時に、世界の食糧生産は、干ばつ、病気、自然災害、信じられないほどの異常な気象パターンに見舞われています。

今世紀は、深刻な世界的飢饉が避けられないでしょう。

今、リーダーたちがどんな選択をしようとも、世界の食糧需要が世界の食糧生産を大きく上回るのは時間の問題です。これを読んでいる皆さんの多くは裕福な国に住んでおり、裕福な国は実際に生産される食料のほとんどを購入する資源を持っています。

しかし、裕福な国の方が貧しい国よりも相対的に良いとはいえ、実際には誰もが苦しむことになるのです。

ですから、私たちの社会を根底から揺るがすような困難な時代がやってくることを覚悟しておいてほしいと思います。

(ーーここまでが記事の内容ですーー)

「本当に食糧危機なんて来るんだろうか?」と、思っている方も多いと思いますけれど、もう始まっているのです。

この「もう始まっている、時間の問題だ。」という部分に、早々に気が付けるか否か、が、分かれ目なのだと思います。

私も今は日本にいるので、ついつい、平和ボケしそうになるのですが「違う違う、日本はずっと『大本営発表状態』なのだった!」と、海外の「まともな報道」を見て、危機感を持ち直す様にしています。

大本営発表状態、なので「国内で、都合の悪い情報は報道されていない」のです。

超過死亡率が異常だとか、出生率が激減しているだとか、世界中で、インフレを大義名分にした「便乗値上げ」がスゴイことになってる、とか…ね。

オレンジジュースも販売休止なのですね。

(因みに私は、どういう訳か、柑橘類が全く食べられません。アレルギーとかじゃないんですけど、どうも無理…)

https://news.yahoo.co.jp/articles/ab3e70635d7fe3b0dafcf816f6caab9f8f142c72 ※こちらは日本のニュースです。

早々に、世の中の不穏を察知した人達は、着々と準備を進めていらっしゃることと思います。私もそうです。

正直「食糧危機、来なかったな。備蓄、無駄になっちゃったな。」って、笑って終われたら御の字です。子供も小さいし、食糧危機なんて来てほしくないですから。

でも恐らく「準備しておいて良かった…」と思う日が来てしまう…その可能性が日に日に上がっていると、感じざるを得ない…

ともかく、日々出来る事を出来る限り、やるしかないですね。

それでは、今日はこの辺で。

(今日は「サバイバルガーデン」の構築を進めるべく、薬草になりそうなハーブを植えまくろうと思います!)

皆さんの健康が守られますように!

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