【参考記事】
https://www.zerohedge.com/commodities/do-i-sell-my-corn-and-just-forget-about-animal
https://www.bloomberg.com/news/articles/2023-06-21/top-pork-producer-says-loss-making-us-farmers-will-shrink-herds#:~:text=It’s%20a%20sign%20that%20producers,to%20feed%20animals%20is%20surging.
(ーーここから記事の内容になります。文章を分かりやすくするため、一部割愛、要約、追記する場合があります。(注釈:)部分は私個人の意見です。ーー)
世界トップの豚肉生産者は今週、米国の養豚農家が家畜に深刻な損失を与えており、損失を取り戻す動きとして牛群の規模縮小や飼料の売却を始める可能性があると警告した。
スミスフィールド・フーズ社のシェーン・スミス最高経営責任者(CEO)は、シカゴで開催されたウォール・ストリート・ジャーナル紙のグローバル・フード・フォーラムで講演し、ブルームバーグの報道を引用し、次のように述べた。
「この業界には、自分たちでトウモロコシを栽培し、それを家畜に与えている人々が増加している。彼らは決断を迫られている。(飼料用に育てた)そのトウモロコシを売って、家畜の餌のことは忘れてしまえと?」
スミス氏は、中国の豚肉需要の減退と飼料コストの高騰により、生産者は1頭あたり80ドルもの損失を被っていると説明する。また、米中西部一帯の深刻な干ばつにより、今月はトウモロコシの価格が高騰し、生産者の利益を圧迫している。さらに、農機具の価格も上昇を続け、インフレは依然として高止まりしている。
「米国の生産者が家畜の規模を縮小し始めるのは、通常、キャッシュフローの損失に直面した時だけであり、しかし、それはすでに起こっている。」とスミスCEOは語った。
香港上場のWHグループが所有するスミスフィールド社が、豚の頭数を調整したかどうかについては言及しなかった。
スミス氏は
「アメリカの食肉業界は供給過剰に直面しており、正常化するには2025年までかかるかもしれない。この業界は信じられないほど困難なサイクルにある。」と。
それでも、消費者はスーパーマーケットで豚肉に過去最高水準に近い価格を支払っており、その価格は1ポンド(約500g)あたり4.189ドル前後で推移している。
一方、アメリカの牛肉業界では、牛の頭数が1960年代初頭以来のレベルにまで激減し、牛肉不足に見舞われている。そのため、食料品店の牛肉価格は記録的な高値に近づいている。
スーパーマーケットで最も高騰しているのは食肉売り場である。
しかし、心配する必要はない!
アメリカの規制当局が消費者向けの偽肉を認可したばかりだから!
(ーーここまでが記事の内容ですーー)
多くの人が仰っていますけど、
コウロギや、偽肉を食べる前に、やるべき事が山ほどあるだろう?!と。
毎日、大量に廃棄されている食品、いわゆる「フードロス」の徹底した見直しや、
この気候変動の中、必死で野菜を育ててくれている農家さん達、
飼料高騰で赤字続きの酪農家さん達、燃料費高騰で疲弊している漁師さん達、
こういった、第一線で働いて下さる人達に、もっと手厚い補償・補助を出して欲しい。
ここを支えず、改善せずに、何の安全性の確認もされていない「次世代たんぱく質」だなんて、
いったい、どこにお金(っていうか税金!!!)使ってるんだよ(怒)と。
私のような凡人でも気付くような話を、
お偉いさん達が、知らない、分かってない、そんなはずは無いわけで、
となればもう「わざとやってるよね?」としか言いようが無い。
わざとやってる人達が、一般人を助けるはずがない。
まさに「善の面をかぶった」悪魔なのだから。
ということなので、自分の身は自分で守らねばいけない時代だなと、
改めて感じる週末…もとい、終末です(苦笑)
では今日はこの辺で。
皆さんの健康が守られますように!