テキサス州の海岸に数千匹の魚の死骸が打ち上げられ、海洋地球科学者は「未来が恐ろしい…」とつぶやく。

投稿者: | 2023-06-29
画像お借りしました。

【参考記事】

https://www.houstonchronicle.com/news/houston-texas/trending/article/texas-dead-fish-brazos-river-beaches-18145074.php

https://www.insider.com/thousands-of-dead-fish-wash-up-at-texas-beachfront-campground-2023-6

(ーーここから記事の内容になります。文章を分かりやすくするため、一部割愛、要約、追記する場合があります。(注釈:)部分は私個人の意見です。ーー)

ヒューストン近郊のテキサス州の海岸線に、何千匹もの魚の死骸が打ち上げられ、海水浴客は唖然としていた、とInsiderが報じた。

一体、何が起こったのか?
魚のほとんどはメキシコ湾のメンハーデンで、周囲の水中の酸素濃度が低いために死んでしまい、キンタナビーチ近くの海岸を数キロにわたって覆った。

これがメンハーデンという魚みたいです。画像お借りしました。

クインタナビーチ郡公園のフェイスブックへの投稿によると、

「水温が華氏70度以上になると、メンハーデンが生き残るのに十分な酸素を供給するのが難しくなる。」と説明されている。

浅瀬ではもっとひどい。

世界の海は1950年代から酸素を2%ほど失いこのままいけば2100年には4%まで失われると予想されている。(注釈:酸素濃度が2%も下がったなんて、初めて知りました。)



「テキサスA&M大学ガルベストン校の海洋生物施設の管理者であるケイティ・セント・クレア氏はNPRの取材に対し「これは懸念すべきことであり、監視する必要があります」と語った。

ヒューストン大学の氷河海洋地球科学者で、浜辺の堆積物を調査するために現地にいた科学者チームの一人、ジュリア・ウェルナーは、悲惨な現場の動画をツイートした。

「昨日、私は12人の国際的な堆積学者をテキサス州キンタナビーチに連れて行った。私はビーチに関する専門家ですが、この魚の死は私たち全員を困惑させました。(死骸が)何マイルも続いていた。低酸素を起こしたことは確かだが、なぜ今ここで? なぜこんなに劇的なのか? 未来が怖い。。。」


なぜこの出来事が問題なのか?
この大量殺戮が「恐ろしい未来」を指し示しているからだ。海は地球上の可住空間の97%を占め、生命維持に極めて重要である。

海洋に生息する動植物が生きていくためには、陸上と同様に海洋の酸素が必要だからだ。酸素減少の状態が悪化し続ければ、陸上の生物だけでなく海洋生態系にも壊滅的な影響を及ぼすだろう。

また、深海での酸素の減少は、有毒な地球温暖化ガスを発生させ、それが地表に出て大気中に放出され、さらなる温暖化につながる可能性もある。

コペルニクス・マリン・サービスが引用した国際自然保護連合の報告書によれば、「海洋の脱酸素化は、人為的な気候変動がもたらす最も悪質な、しかしあまり報告されていない副作用のひとつである」とされている。

画像お借りしました。


石炭、ガス、石油のような汚れたエネルギーの燃焼、森林伐採、農業、その他の人間活動によって、熱を奪うガスが大気中に大量に放出され、海洋は気候変動による地球温暖化の93%以上を吸収している。

海洋の脱酸素化を遅らせるために何ができるか?
地球温暖化ガスや海洋栄養塩汚染を減らすことが、海洋の脱酸素を遅らせる最善の方法である。

ガス、石炭、石油のような汚れたエネルギー源から、風力発電や太陽光発電のようなクリーンなエネルギー源への転換を加速させ、さらに石油を使用して作られ、一般的に海をさらに汚染することになる使い捨てプラスチックの使用を減らすことによって、これを行うことが出来るだろう。

(ーーここまでが記事の内容ですーー)

食糧事情もそうですけれど、そして昨日もちょっと書きましたが、これはもう「滅茶苦茶だな…」というニュースばかりでして、この状況を「カオス」というのだろうか?と思ったりします。

あるいは「黙示録」など。

昨日から全国的に天候が不安定だそうで、停電したり、雹が降ってきた地域もあったりしたようで、この記事を読んで下さっている方は、大事無いでしょうか?と、案じております。

こちら愛知の私の住む地域も、今朝5時頃から、ドッカンドッカン、雷が落ちていまして、土砂降りでした。

久々に「稲妻」が、真っ直ぐ地表へ向かって落ちるところを、肉眼で見ましたね。

幸い、停電などにはなっておりません。

停電になっても大丈夫な備えはしてあるので、問題は無いのですが、この時期の停電は食品の保存が困ってしまいますよね。

ということで、

災害(今回は雷雨だったので停電を警戒しました)が起きそうな時、私がササっとチェックする項目は以下です。

【アウトドア用のポータブル冷蔵庫のバッテリー残量】

M.O.L ポータブル冷蔵庫&冷凍庫 40L¥31,800税込 

これは私が実際に自宅で使っているものです。アウトドアは勿論、夏場のお出掛け時や買い物の際にも重宝してます。ただ、40Lを買ってしまったので、ちょっとデカい…ちょっと重い…
30Lで良かったかも…という後悔( ;∀;) 別売りのバッテリーはあった方が良いと思います!

【エコフローのバッテリー残量】

EcoFlow ポータブル電源 DELTA 2  ¥121,550 税込
こちらも私が実際に使っているものです。 
これ↑は単品。ソーラーパネルとセット販売されているものもあります。

【充電式の間接照明のバッテリー残量】

USB充電 スタンドライト ¥4,299

最近の間接照明って「充電式」のものがあるんですね~!停電しても食卓は照らせます。これも先月購入しました。(ていうか、値段がちょっと上がってるじゃん…私3,800円ぐらいで買った記憶…)

・ランタンのバッテリー残量

LED 充電式 ソーラーランタン ¥2,384(6/29現在)

ランタンは、日頃から枕元に置いてありまして、寝るまでの灯りとして使っています。洗濯物を干すタイミングで、ランタンもベランダに干して充電してます。

・風呂に水を張っておく

・外にバケツを置いておく←雨水を溜めるんです(笑)

幸い、現在雨は止んで、太陽が戻ってきました。そろそろ梅雨明けでしょうかねぇ…

晴れると一気に暑くなりますので、熱中症には十分お気を付け下さいませ。

では今日はこの辺で。

皆さんの健康が守られますように!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です