小氷河期の影響か?世界各地で異常気象が発生する中、米国西部で起きたの大干ばつ。科学者たちは「2021年は、壊滅的な作物の被害を引き起こす恐れがある。」と警告。

投稿者: | 2021-04-21

【目次】

1,アメリカ西部で大干ばつ。2021年のアメリカは「農業災害」になると科学者達が警告している。

2,世界中で発生する異常気象。小氷河期は「徐々に寒くなるのではない」ことを知っておいて頂きたい。

3,まとめ「備蓄」も大切だけど「環境に耐えられる身体」にシフトしておく必要がある。

1,アメリカ西部で大干ばつ。食糧自給率の高いアメリカも、ついに危ういかも知れない…

米国の歴史を通して、国の西半分では干ばつが起こることは珍しくありません。しかし、現在の状況は本当に注意すべき事態となっています。科学者たちは、国の南西部で「メガドラウト」が発生したと語っており、過去発生した「メガドラウト」の中で最悪のものだ、と言っています。

(注釈;メガドラウトとは大規模干ばつの意味です。Drought=干ばつ。)

以下、ニュースのリンク↓

https://www.agriculture.com/weather/news/drought-forcing-farmers-in-the-dakotas-to-make-difficult-decisions

根本的に状況が改善されなければ、2021年、アメリカは大規模な農業災害に見舞われることになります。

農家の中には「今年は、一切の作物を植えない。」ことを決めた農民もいれば、育つ可能性に懸けて「とにかく植える。」ことを決めた農民もいます。

先に述べたように、この「メガドラウト」の震源地は南西部のフォーコーナーズ地域ですが、この干ばつは非常に甚大であり、ノースダコタ州までの農民に甚大な悪夢を引き起こしています。

(注釈):フォーコーナーズとは、ユタ州、コロラド州、アリゾナ州、ニューメキシコ州の4つの州の接地点を指します。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%8A%E3%83%BC%E3%82%BA_%28%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%AB%E5%90%88%E8%A1%86%E5%9B%BD%29

フォーコーナーズとは?wikipediaより↑)

実際、ノースダコタ州では今年1月~3月、過去126年で最も乾燥が酷い状況で、州知事が4月8日に州全体の干ばつ災害を宣言を出しています。ノースダコタ州は、小麦の生産地として重要な地域です。

現在、干ばつが春小麦を直撃しているため、先物価格も上昇しています。トレーダーは今年の収穫量が少なくなると予想しているため、春小麦の価格は過去数年で最高という状況です。

2,アメリカの干ばつだけでは無い。世界中で始まっている異常気象。しかしこれは、小氷河期に入る前の「起こって当然」の異常気象。

起きて当然の気象、なので「異常」という表現は適格ではないかも知れません。というのも、小氷河期に入る前というのは、小氷河期という状態で地球が落ち着くまでの間、必ず起こる事だからです。

それは過去の歴史を振り返れば分かります。約300年前にも、地球は一度、小氷河期に突入しており、その時も「小氷河期」で落ち着く前は、世界各地で異常気象が確認されているからです。

小氷河期が来る!というと、徐々に寒くなるイメージを持ちがちですが、それは間違いです。最終的には寒くなりますが、そこまでの道のりは、めちゃくちゃだと思った方が良いです。

時間のある方は、是非お住いの地区で、過去に起きた災害の歴史など、お調べ頂くと良いかもしれません。図書館などでお調べできるかも知れません。

また「重ねるハザードマップ」という便利なものがありますので、こちらでお住まいの地域の危険度を確認されるのも良いかと思います。

・重ねるハザードマップリンク↓

https://disaportal.gsi.go.jp/maps/

また、日本は火山大国でもありますし、2021年は富士山噴火説なんていう預言もありますので、火山も少し気にかけておくと良いかもしれません。

・火山ハザードマップのリンク↓

http://vivaweb2.bosai.go.jp/v-hazard/

最近は「脱東京」で、山や、郊外に土地を購入する人が増えていますので、ハザードマップで一度調べてから購入することをお勧めします。

3,備蓄も大切ですが、私自身は環境の大変化に耐えられるように、身体を「サバイバル仕様にシフト」しています。

2030年までには「氷河期対策」「寒さ対策」をする必要がありますが、そこに至るまでの間は、寒さ以外の「想定外の災害」に対する備えもしておく必要があります。

我が家は、以下のように対策する予定です。

・水不足:雨水タンク、sawyerの携帯浄水器を一人1~2本。(sawyerはアメリカ産で、こちらで購入すると日本で買うよりは少し安いので、少し多めに持っておいて、もし困っている方がいたら差し上げようと思っています。)

携帯浄水器sawyer

https://amzn.to/3gxmyH8

・食糧不足:今後の備蓄は玄米と塩、物々交換用に砂糖、この3つに絞ることにしました。。あとは家庭菜園用に在来固定種の種を集めながら、最近は農具を物色し始めています。

在来種の種は、いつも以下のお店で購入させて頂いています。

「冷え取りと優しいくらし てくてく」さん の、楽天ショップです。

https://hb.afl.rakuten.co.jp/hgc/1fc320d5.f0efe1e3.1fc320d6.95de7d30/?pc=http%3A%2F%2Fwww.rakuten.co.jp%2Ftekutekushop%2F&link_type=hybrid_url&ut=eyJwYWdlIjoic2hvcCIsInR5cGUiOiJoeWJyaWRfdXJsIiwiY29sIjoxLCJjYXQiOiIxIiwiYmFuIjoiNzkxNjk2IiwiYW1wIjpmYWxzZX0%3D

私は定番の夏野菜と、たんぱく源になる「枝豆」、荒廃した寒冷地でも育つ「蕎麦」などを購入しています。

・燃料不足(電気も含む):発電機ECOflowのソーラーパネル付きを買いました。今は1台しかありませんが、今年節約して、年内にもう1台追加しようと思っています。自宅のオフグリット化も検討中。車は使えなくなると予想し、自転車も物色中です。

エコフロー発電機(ソーラーパネル付き)

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・体をメンテナンス:糖質依存を改善し、1日1食+間食(アーモンドミルクを飲む程度)にしています。私はご飯もパンもパスタも、炭水化物はもう5年ぐらいまともに食べていません。友人とお茶するときにお菓子を食べることはありますが、それぐらいですね。糖質依存を今のうちに脱出しておくと、食糧難時代、かなり楽に暮らせる気がしています。

少食の参考にしているのは、森美智代先生の本です。

「霊性を高める断食」

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(商品のリンクはアフィリエイトになっておりますので、苦手な方はアマゾンや楽天で直接ご検索下さい。)

アメリカを大寒波が襲ってから、数か月後に起きた大干ばつ。ヨーロッパでは、今月起きた大寒波のせいでフランスのワイン用ブドウはほぼ全滅。2021年産のフランスワインはほぼ生産されないだろうと言われています。

今後も世界の天候が不安定になることは間違いありませんが、天気ばかりはどうしようもありません(まあ、気象兵器を…ってことになると、また話は変わりますが…)

備えてばかり、毎日を不安と恐怖で満たしてしまうのではなく、日々を小さな感謝と他人への思いやりで満たしていくことこそが、本当の将来の備えにつながる気がする、今日この頃です。

では、今日はこの辺で。

皆さんの健康が守られますように!

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