【目次】
- EMPには2種類あります。
- EMPによって、どんな脅威が発生するのか。
- EMP攻撃か、ただの停電かを判断するための、基本的な方法。
- 【まとめ】EMPが発生したら、都会を離れ、水源が確保できる場所でひっそり生き延びよう。
1,EMPには2種類あります。
あなたは、EMP攻撃が発生してから5分以内に診断する方法を知っていますか?ただの停電ではないことを確認するための手順を知っていますか?
EMPは、太陽から発生することもあれば(太陽フレアによる磁気嵐)、核兵器から来ることもあります。EMPやHEMP(High Altitude Electro Magnetic Pulseー高高度電磁波パルス兵器ー)の怖い所は、何の予告も無しに発生することです。
人間の生命を直接脅かすのは、EMP兵器そのものではなく、むしろ、それによって引き起こされる「余波」です。攻撃が適切だったり、複数回行われたりすると、米国の3大電力網は、恐らく完全に破壊されるでしょう。そして、電気のスイッチや水道など、当たり前だったものは無くなります。
しかし、現在はテクノロジーの発展と早期発見が可能になってきています。最近のSpaceX社の打ち上げは成功し、EMPを発生させる可能性のある太陽嵐の警告が出来るようになってきています。
2,EMP攻撃によって、どんな脅威が発生するのか?
電磁パルスが発生した場合、準備が出来ている人は、個人的な秘密の避難場所(セイフティハウス等)に、避難するはずです。なぜなら、電気のない世界には、非常に多くの脅威が待ち受けているからです。
①市民の不安
②飢餓
③病気
④戒厳令
⑤社会的崩壊
この順ではないでしょうか?
では、EMPが発生し、全てが変わってしまったことを知るためには、いったい何を判断基準にすれば良いのでしょうか?
3,電磁パルス攻撃か、ただの停電かを判断するための、基本的な方法。
電気が消えてから、多くの人々がパニックに陥る前に行動出来るか否か?が、大きな分かれ道になります。周囲の人よりも早く行動し始めることが出来れば、少なくとも全国規模のEMPの初期段階では生き残ることが可能になるでしょう。
電磁波が発生した直後は、多くのことが変化します。その中には、言葉を失うほどの変化もあるかも知れません。EMPによる停電が発生した直後に取るべき行動は以下です。
1. 照明が点灯するかどうかを確認します。 2. ブレーカーを確認します。 3. 携帯電話を確認し、固定電話を確認する。 4. どれも作動していない場合は、車をチェックします。エンジンがかかるかどうか?と、車内のラジオが聞こえるかのチェックです。 (ここまで、アウトだった場合は、EMP発生とみなして良いと思います。ここまでが約5分です。) 予備的な確認として、、、 5. 万が一、車のバッテリーが切れていたり、携帯電話の充電が切れていたりして、チェックが出来ない場合や、地域の停電と重なってしまった場合に備えて、近所の人と一緒に確認を取り合ってみたり、近くのお店(コンビニでもどこでも可)で、固定電話が通じているかなどを聞いてみて下さい。 6. 最後に、夜になったら地平線を見てみましょう。都心部では、火災が発生している可能性があります。同時多発的に火災が発生する可能性があるため、停電で真っ暗になるはずにも関わらず、地平線が光っていたら、それも大きなサインです。 通常の停電が原因で火災が発生することはほとんど無いからです。
ご紹介した1~6が、一度に停電することはあり得ないことなので、1~4辺りまで該当してしまった場合は、EMPが発生したと判断し、すぐさま対策を講じた方が良いでしょう。
4,【まとめ】EMPが発生したら、都会を離れ、水源が確保できる場所でひっそり生き延びよう。
まず、携帯電話が使えないことに気付き、周囲の人達は怖がり始めます。彼らがパニックに陥っている間に、あなたは冷静に次の手を判断して下さい。
地域が完全に無秩序な状態に移行するまでには、たった数週間しかかからないでしょう。食べ物は数日でなくなり、水が安全に飲めないことがわかれば、みんな必死になるでしょう。(体温が保持できなければ3時間で、水は3日間飲めなければ、人は死んでしまいます。)
専門家の中には、このような事態に陥った場合、電力網を完全に修復するには4年かかると見積もっている人もいます。(ぎょえええええ!4年もかかるの?!)
もし、EMPが発生してしまったら、必要最低限の荷物を持って(バックパッカー的な)できる限り人の多い場所から離れ、自然の水源がある場所を探して新しい生活を始めましょう。
こんなことが、アメリカ在住中に起こったら、ホントに笑えませんが、テキサスぐらいの停電は、再発しそうな気配です。。。ハリケーンや自然災害も、多発しそうな雰囲気ですが、
災害大国日本出身者として、見事にサバイブし切ってみせます!(ありがたいことに、齢40にして、被災経験はゼロです!)
土石流の無さそうな、川の上流を目指そうと思います。
あ、グーグルマップは使えないと思いますので「地図」が必須ですね。移動手段は自転車か徒歩が基本になりますので、足腰鍛えておきましょう。歩きやすいスニーカーもお忘れなく!
では今日はこの辺で。
皆さんの健康が守られますように!