【目次】
- 塩は、人間が生きていくために必要不可欠な成分。
- 塩は食品の味を引き立てる。
- 塩は食品の保存に役立つ。
- 【まとめ】どの調味料を備蓄するか迷ったら、とりあえず塩だけでいい。
塩は、誰もが備えておくべき、最も重要な食材の一つです。塩は人間の毎日の食生活に欠かせない成分です。筋肉や神経の働きを助け、体内の水分を調整する働きもあります。さらに、塩はどんな食品にも風味を与え、食品の水分を抜いたり、保存する働きもあります。
その他、喉の痛みを和らげたり、石鹸を作ったりと、塩の用途は多岐にわたります。そして、塩は非常に安価に購入でき、保存状態さえよければ、消費期限はなく、何年も保存がききます。
では、塩を備蓄しておくべき理由のトップ3をご紹介します。
1,塩は、人間が生きていくために必要不可欠な成分。
塩は人間が生きていくために必要不可欠なものです。塩に含まれるナトリウムは、体内の水分バランスを保つのに重要です。ナトリウムは、神経インパルスを効果的に伝達し、筋肉を適切に収縮させます。ナトリウムが不足すると、めまい、混乱、嘔吐、疲労、脱力感、イライラなど、多くの症状が出てきます。
さらに、塩に含まれる塩化物は、消化に欠かせない胃酸の生成に必要です。
2,塩は食品の味を引き立てる。
塩は、どんな料理でも味を良くすることができるので、万能調味料として使われています。数ある調味料の中で、どれか一つを選ぶのであれば、間違いなく「塩」でしょう。
こちらの本は、塩だけ、若しくは、塩とほんの少しの「必要最低限」の調味料だけで、驚くほどおいしい料理に仕上がるという、レシピ本です。本当にシンプルな調理と優しい味で、購入してとても良かった本の一つです。
3,食品を保存する時に役立ちます。
塩は何千年もの間、食品の保存料として使われてきました。塩は、食品の水分を吸収することで、食品を腐敗させるバクテリアの成長を抑制します。塩の種類によっては、野菜や果物を漬けることも出来ます。
塩の種類
市販の塩にはさまざまな種類がありますが、料理に適したもの、保存に適したものなど、色々あります。複数の種類の塩をストックしておくのが理想的です。
代表的な塩の種類をご紹介します。
食卓塩 –
…一般的な塩ですが、これはお勧め出来ません。精製されていて、ミネラルなどが入っていないので、バランスが悪いです。特に、瓶詰を作る際には使用しないでください。液体が濁る原因になります。
海水塩 – お勧め!
海水塩は、重要なミネラルが微量に含まれているため、食品の変色の原因となることがありますが、料理に適しています。少量であればミネラル補給としても使用できます。
コーシャーソルト -お勧め!
コーシャーソルトは、お肉類の熟成に最適なフレーク状の結晶で知られています。この塩は非常に溶けやすく、食品にまんべんなく味をつけることが出来ます。
ヒマラヤピンクソルト- お勧めですが、産地の環境を良く調べて下さい。
ヒマラヤピンクソルトは、多くの必須ミネラルを豊富に含む未精製の塩です。ヒマラヤのピンクソルトは、血糖値コントロールの改善、睡眠の質の向上、呼吸器系疾患のリスク低下など、いくつかの健康効果が期待されています。
エプソムソルト -お勧め!
「ソルト」とありますが、エプソムソルトは食用ではありません!!!一般的には痛みを和らげるための自然療法として、入浴剤などに使われています。マグネシウムを多く含んでおり、そのマグネシウムを補給したり、便秘の解消などに使用されます。
(豆知識:寝ている時に、足がつるという方は、マグネシウム不足です。)
4,【まとめ】どの調味料を備蓄するか迷ったら、とりあえず塩だけでいい。我が家も基本は塩だけ備蓄しています。
昨年のオハイオロックダウン時に、慌てて、味噌やら醤油やら、買ったんですが、結局「塩」が最強だと思いました。
勿論、手に入るうちは味噌も醤油も、発酵食品なので、食べていきたいし、あった方がいいに決まっていますが、これからは、手に入らなくなってくるかもしれない(大豆の値段があがっていますので…)と考えた時「塩だけで調理」して食べていくことに、多少慣れておいた方が良いかもしれない、と思ったのです。
それに、最近の安い醤油やお味噌は、添加物だったり、発行を早めるために「醸造アルコール」を添加しているものが非常に多いです。
そんな偽物を食べても、あまり意味ないどころか、害すらあるかも知れません。
必要最低限の調味料に絞ることで、少し高くても品質の良いものが買えるなら、私はその方が良いと思います。
という事で、我が家では、塩は多めに備蓄しています。皆さんも、調味料、アレコレ備蓄するのは大変…と思ったら、塩に的を絞ると良いですよ!
ちなみに砂糖は、殆ど備蓄してません!
では、今日はこの辺で。
皆さんの健康が守られますように!